【ニュース】CEATEC 出展募集を開始 開催テーマは「Smart Innovationーー未来をつくる最先端技術」
2011.2.9 UP
テーマ「Smart Innovation」
CEATEC JAPAN 実行委員長の中山氏
MICE実現へ連携強化を図る
運営事務局の石崎氏
■テーマは「Smart Innovationーー未来をつくる最先端技術」
電子情報技術産業協会(JEITA)、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)の3団体で構成するCEATECジャパン実施協議会は、最先端のIT・エレクトロニクスに関する総合展『CEATEC Japan2011』(10月4ー9日、幕張メッセ)を開催する。開催テーマは「Smart Innovationーー未来をつくる最先端技術」。暮らしや社会、ビジネスのためのスマート・イノベーションを提案し、世界へ発信する。
2月8日に開催した出展募集説明会で主催社代表挨拶を行ったJEITAの大山高理事は、「スマート・イノベーションは、今、世界中で国を挙げて推進されている。スマート・イノベーション社会の形成にはIT・エレクトロニクス技術が不可欠となる。CEATECは、環境への貢献、持続的な成長への可能性を積極的に情報発信していく。これまでの運営の経験を最大限生かして、出展企業、来場者に対してきめの細かい対応をしていく」と述べ、CEATEC Japanへの決意を表明した。
■連携強化でMICEへの変革を推進
「CEATEC Japan」は11回目を迎えた昨年から、「新たな10年へ向けての変革」として、さらなる産業界の発展と参加企業へ貢献を目指して、急速に変化する経済環境やデジタル社会における産業・市場動向を踏まえた変革に着手している。その中期ビジョンとして、2012年までの3年間を「MICE(マイス)への変革」と位置づけた計画を策定しており、2011年を「連携強化の年」としている。MICEとは、Meeting(会議)、Incentive(報奨・研修旅行)、Convention(国際会議)、Event/Exhibition(イベント、展示会・見本市)の総称。
CEATEC JAPANにおけるMICEへの変革として、具体的には、関連省庁・関連業界また、各国大使館との連携をさらに強化し、国際会議や学会、視察団などを積極的に誘致するなど、国際的なビジネス機会を複合的に集約する。これにより、出展企業、来場者、全ての関係者のビジネス効果を高め、従来までの展示会という機能の枠を超えた「国際的次世代展示会」を目指し、ステップアップを図る。
CEATEC JAPAN実行委員長の中山啓二氏は、「企業の海外売り上げ比率が高まる中で、国際的なビジネス機会を複合的に拡大し、内外への情報発信力をより強化していきたい」と意気込みを語った。
CEATEC JAPAN関連のテレビ放映時間は昨年、国内が4時間53分39秒、海外では8時間2分27秒にもなる。
■CEATEC Suiteを拡充、出展ゾーンと一体化
また、出展企業と来場者の双方にとって実効性のある展示会トレード活動を具現化するため、昨年新設したB to Bに特化した展示ゾーン「CEATEC Suite」を拡充。開催日程を昨年の3日から4日に拡大し、さらに「ICT Suite」と「Electronics Suite」に分け、通常の出展ゾーンと一体化した配置を行う。
昨年のCEATEC JAPAN総来場者数は181,417名(対前年比21%増)、海外来場者数1,818名(同7%増)、取材プレス数2,434名(同8%増)。
CEATEC JAPAN運営事務局の石崎芳典氏は「MICEの意義は、人と人が出会い、face to faceを最大限に活用すること。期間中18万人が集まる機会を最大限に活用し、出展社、来場者のハブとなるよう務めたい」と述べた。
募集期間は、4月28日が一次申し込み締め切り、5月31日が二次申し込み締め切りとなっている。
詳細情報および資料請求は公式ウェブサイト(www.ceatec.com)より。
テーマ「Smart Innovation」
CEATEC JAPAN 実行委員長の中山氏
MICE実現へ連携強化を図る
運営事務局の石崎氏