【ニュース】ソニー、ディスカバリー、IMAXが共同で3Dテレビ用コンテンツ制作会社を設立

2012.10.23 UP

3Netスタジオのロゴ

■3D専門テレビ用の3Dコンテンツ制作へ 4K制作態勢も装備
 ソニー、ディスカバリーとIMAXが共同で設立した立体3D専門チャンネル3Netは10月16日(現地時間)、3Dコンテンツ制作スタジオ「3Netスタジオ」を設立したと発表した。
 3Netスタジオは、ソニーピクチャーズ本社(米カリフォルニアのロスアンジェル)とディスカバリーコミュニケーションズ本社(メリーランドのシルバースプリング)が中心となって運用され、また新しくエキスパートを揃えた専門チームも設立するという。 
 3Netチャンネル専用の3Dコンテンツ制作を中心に、各国のパートナーへ向けての制作も行う予定という。 同スタジオは、”TotalD”という戦略を掲げて、3D/4K、2D/4K、3D/ 2K と 3D/2D HDフォーマット全てに対応できる環境を揃え、コンテンツが現行と次世代のエンターテイメント・プラットフォーム両方にネイティブ対応できるようにするという。
 3D映画は一般的に浸透しているが、特にテレビ放送に関しては3Dコンテンツが足りていないのが現状だ。3Netチャンネル(http://www.3net.com/)は2011年に米DirecTV にて24時間連続放送としてサービスを開始したが、今年6月には現行の24時間放送からパーシャル放送に切り替えている。現在は「Safari Park Adventure 3D」や「Forgotten Planet」といった主に自然界やアドベンチャー番組57本を提供している。
 3Netスタジオは近々、最初の制作プロジェクトについて発表するとしている。
(ザッカメッカ 山下香欧)

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