【Inter BEE 2011】フォーカルポイントコンピュータ 台湾ATOMOS社製Apple ProRes ポータブルディスクレコーダーを展示
2011.11.18 UP
ATOMS製品群
NINJA
SAMURAI
CONNECT
フォーカルポイントコンピュータ株式会社は、HDMIやHD/SD-SDIからApple ProResコーデックでデータ収録できるATOMOS社のApple ProResポータブルディスクレコーダー「NINJA」と「SAMURAI」、およびバッテリーを搭載したコンバータ「CONNECT」の3製品を出展・紹介した。
■ ATOMOS社製Apple ProResポータブルディスクレコーダー「NINJYA」と「SAMURAI」を展示
「NINJA」は、HDMIからダイレクトに10bit Apple ProRes形式で収録できるポータブルディスクレコーダーで、「SAMURAI」は、HD/SD-SDIからダイレクトに10bit Apple ProRes形式で収録できるポータブルディスクレコーダーである。この2製品とも2.5インチのハードディスクまたはSSDをメディアに使用し、デュアルバッテリーシステムを採用している。フォーカルポイントコンピュータ シニアセールス エグゼクティブの岩崎 光浩氏は、「デュアルバッテリータイプで、プライマリバッテリーの残量がゼロになると、自動的にセカンダリバッテリーに切り替わるため、収録を途中で止める必要がない」と説明した。
「NINJA」は4.3インチ、「SAMURAI」は5インチのタッチパネル対応ディスプレイを搭載し、録画・再生・モニタをタッチパネル操作で簡単に操作することができる。収録したメディアは、PC接続用ドックを使いMacやWindows PCに取込み、「SAMURAI」はFCPX/FCP7、Media Composer 5.0、Primiere 5.0、EDIUS 6.0、Veras Pro 10、Lightworksで編集が可能。また、「NINJA」はFinal Cut Proで編集が可能である。
岩崎 光浩氏は、注目されている理由について、「タッチパネルで操作が簡単、PC接続用のドックが付いていて、ランニングコストが他社と比較して格段に安いこと」と説明した。また、「カメラ用の高価な専用フラッシュメディアを使用せずに、2.5インチのHDDやSSDを使用しており、どちらのメディアも安価に入手でき、収録したメディアをそのままマスターメディアとして保管することも可能なため、ワークフローとしてアドバンテージもある」とメリットに言及した。
■ バッテリー搭載のミニコンバーターを参考出展
今回ブースでは、「NINJA」と「SAMURAI」で利用できるバッテリー搭載のミニコンバータ「CONNECT」を参考出展した。このコンバータは、HD/SD-SDIからHDMI、3Gを含むHDMIからHD-SDIへ変換が可能。また、バッテリは複数台積み上げて搭載ができる。本製品の販売予定について、岩崎氏は「年末年始頃には販売する予定」と説明した。
ATOMS製品群
NINJA
SAMURAI
CONNECT