【NAB SHOW2009】富士通研究所 映像検索システムをデモ
2009.5.20 UP
富士通研究所は、同社が開発した映像検索システムのデモンストレーションを行った。映像アーカイブに、キーワードを打ち込むことで、複数の映像ファイルを同時に再生しながら閲覧できる。デモでは、30個のファイルを同時に再生した。映像を選択すると、新しいウインドウが開き、映像を構成している静止画を3D空間上に見やすく並べる。これによって、映像の内容を直感的に把握することができる。同様に、テロップの情報や音声の情報を下に3D空間上に配置することができる。
音声による検索システムのデモでは、音声入力した単語を波形に変換し、映像データにある音声の波形と比較してシーンを検索することができる。日本語、英語にも対応している。このシステムによって、映像の色や、あるいは音声の内容、テロップの内容を使って様々な観点から検索することができる。