【NEWS】Inter BEE 2018 出展者向けの説明会を開催　【Inter BEE 2018 11月14日から16日まで幕張メッセで開催】

　7月19日、東京・赤坂のインターシティAIRにおいて、Inter BEE 2018 出展者説明会が開催された（上写真は説明会場内）。
　Inter BEE 2018は、11月14日から16日までの3日間、幕張メッセで開催する。メディアのプロフェッショナルに向け、放送、映像コンテンツをはじめとした世界最先端の技術が披露される場として毎年開催し、1965年の開催から今年で54回を数える。国内外のマーケットを視野に、多彩な催しを通じて来場者、出展企業が情報交流、ビジネス創出をする場を提供してきた。
　今年も昨年と同様、国際展示場ホール1〜8と、国際会議場、イベントホールを使用し、INTER BEE EXPERIENCE、INTER BEE IGNITION、INTER BEE CONNECTED、INTER BEE CREATIVEなど、第50回から順次厚みを増してきた特別企画も開催。「WHAT WILL YOU DO NEXT?　新たなメディアの可能性を世界に伝えよう。」をスローガンに、メディアの総合イベントを目指し、内容盛りだくさんの催しを展開する。


■菊嶋 事務局長「超スマート社会の実現に向けたイノベーションを世界にアピール」
　日本エレクトロニクスショー協会 事務局長 菊嶋隆史氏は、冒頭の挨拶に立ち、Inter BEEの主催団体である電子情報技術産業協会（JEITA）が現在、超スマート社会、Society 5.0の実現に向けた活動をしていることを紹介。Inter BEEもまた「メディア、エンターテインメント分野の新たなユーザー体験を提供する場としてコンテンツを中核に起き、日本が世界から注目が集まる2020年に向けて新たな取り組みを進めている」と述べた。
　菊嶋氏は、今年のInter BEEの新たな取り組みとして、
（1）デジタルコンテンツEXPOとの同時開催の実現
（2）12月1日から始まる新4K8K衛星放送との連携
（3）第5世代移動通信システム（5G）のユースケースとして期待されるメディアエンターテインメントの分野での活用の可能性の追究
　の3つを掲げた。
　菊嶋氏は、これら3つを「超スマート社会の実現に向けたイノベーションをInter BEEから世界にアピールする催し」と位置付け、来場した出展者に「みなさま方のビジネスの拡大にも貢献していきたい」とし、「JEITAを通じ、政府をはじめとした関係機関と連携しながら、積極的にInter BEEの開催を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。

■デジタルコンテンツEXPOとの同時開催、新4K8K衛星放送や5Gをテーマにした新企画も
　続いて開催された説明会ではこのほか、ウェブサイトがリニューアルし、7月30日から出展情報の掲載が開始、また、随時出展企業の出展関連情報がInter BEE Onlineマガジン、ソーシャルメディア等で紹介されるなど、積極的なプロモーション展開されていくことなどが紹介された。
　前述の特別企画INTER BEE EXPERIENCE、INTER BEE IGNITION、INTER BEE CONNECTED、INTER BEE CREATIVEや、駅弁グランプリも開催するほか、菊嶋事務局長が挨拶で触れた、デジタルコンテンツエキスポとの同時開催や、新4K8K衛星放送に関する催しや5Gに関する催しなど、新たな企画も進められている。
　Inter BEE 2018は、11月14日から16日までの3日間、幕張メッセで開催。 2020年の東京オリンピック直前開催と位置づけられる2019年の開催日程も確定しており、メディア総合イベントへ向けた取り組みを進めていく。


【開催概要】
■名称　
（第54回）2018年国際放送機器展
International Broadcast Equipment Exhibition 2018
（略称：Inter BEE 2018）
■会期
　11月14日（水）10:00～17:30
　11月15日（木）10:00～17:30
　11月16日（金）10:00～17:00
■会場
　幕張メッセ
■入場
　無料（全来場者登録入場制）
■後援
　総務省
　経済産業省
　NHK
　一般社団法人日本民間放送連盟（JBA）
　一般社団法人電波産業会（ARIB）
　一般財団法人デジタルコンテンツ協会
　一般社団法人放送サービス高度化推進協会 
■主催
　一般社団法人 電子情報技術産業協会（JEITA）
■運営
　一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会（JESA）