【Inter BEE 2011】ディーエスピージャパン 8トラック・デジタル・レコーダ「SX62R」とネットワーク・オーディオ・コンバータ「Horus」を出展

2011.11.18 UP

ブースの様子
SX62R

SX62R

Horusデモシステム

Horusデモシステム

Horus

Horus

 ディエスピージャパンは、SONOSAX社の8トラック・デジタル・レコーダ「SX62R」とマージング社のネットワーク・オーディオ・コンバータ「Horus(ホルス)」を出展した。


■ 6chプラスステレオMixが可能な8トラック・デジタル・レコーダ「SX62R」を展示

 「SX62R」は、SSD(64GB)やCFメディアに最大8トラック録音が可能なデジタル・レコーダで、モニタリングや6chプラスステレオMixができる高音質アナログ・ミキサー機能も持っている。レコーダ機能としては、44.1〜192kHz@24bitをサポートし、ファイルフォーマットはBFWファイルとiXMLメタデータに対応している。入力は、XLR(バランス)が6チャンネル、出力はXLR(バランス)のMIXのL/Rで、オプションでデジタル出力にも対応する。操作は、タッチパネルのスクリーンから操作が可能。
 ロケ現場での収録や映画撮影用途で利用されていることから、「単1電池4本でのバッテリー駆動が可能(小菅 博美氏)」という。


 Ravennaネットワーク機能を搭載したマージング社の新製品である高品質オーディオ・コンバーター「Horus(ホルス)」コンバーターを出展、ブースでデモを行った。
 「Horus」は、IPベースのオーディオネットワーク規格であるRavenna(ラベンナ)に準拠したイーサネットI/Oも標準した高品質オーディオ・コンバーターである。Horusのベースユニットには、AESとMADIが標準インターフェースとして装備されており、高性能AD/DAコンバーター・インターフェースをオプションで装備することができる。このAD/DA コンバーターには、192kHzまでのPCM に対応したスタンダード・タイプとDSD/DXDに対応したプレミアム・タイプが用意されている。また、IPベースのオーディオネットワーク規格であるRavennaにより、ネットワークに接続することで、同社のDAW【Pyramix】やPC間でオーディオ・インターフェースとしても機能するため、「幅広い用途に使用できる(小菅 博美氏)」という。

 このIPベースのオーディオネットワーク規格であるRavennaは、新たに策定されたマルチ・チャンネルのデジタル・オーディオ伝送規格で、「たった1本のCAT-5のLANケーブルで176チャンネル/1ポートのオーディオ・データを送受信することができる(同氏)」と説明した。

 ブースでは、LANに接続されたWindows PCと「Horus」をLANで接続し、Windows PCにインストールされているRavennaに対応したアプリケーションにより「Horus」を認識させ、PCで再生した音楽をPA経由でスピーカーに出力するデモを行っていた。

SX62R

SX62R

Horusデモシステム

Horusデモシステム

Horus

Horus

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube