【BIRTV】フジノン 北京オリンピック需要で昨年度比２倍の売り上げに

　フジノンは、今年4月に発表した2/3型ハイビジョンカメラ用ズームレンズ、ZAシリーズを出展した。各カメラメーカーから発売されている廉価型のHDカムコーダー用レンズとして新たに開発したもの。ブースでは、同レンズをアピールすることにフォーカスを置いたデザインをしているという。
　フジノンの西岡俊一氏は、中国市場について「これまで中国はSDが主流であったが、04・05年あたりから徐々にHD化が始まり、スタジオ、中継車に浸透し始めている。今年はオリンピックがあり、HD中継車用のレンズの需要が活発で昨年度比で２倍の販売を示した。ボックスタイプ、EFPタイプのレンズが主流だった」と話す。