【NAB Show 2011】オートデスク 「フレーム プレミアム 2012」など、編集ツールの最新版を紹介
2011.6.30 UP
オートデスクは、最新の「フレームプレミアム2012」や「スモーク2012 for Mac」を日本語デモを交えて紹介。「複雑化したプロセスを効率化し、クリエイティブな制作を可能にする」とアピールした。 フレームプレミアムでは、3DCG作成工程と連携しよりリアルな3D映像を制作するため、ライティングやシェーディング、レンズフレアなどを三次元空間で行う「リライティングツール」を搭載した。
これは、Mayaや3dsMAXに搭載されるのと同様だが、「アーチストが使いやすい、よりシンプルなもの」(シニアインダストリーマーケティングマネージャーのモーリス・パテル氏)とした。3DCGソフトで作ったイメージベースドライティングとカメラマッピングも使用できる。
また、エフェクトをかけるときに2Dイメージを3D環境にマッピングし直す「リダイメンショナライゼーション」も新たに開発した。
パテル氏は「3D制作は自動化できない。専門家しかできない部分であるからこそ、プロ向けのツールプロバイダーとして、相応の費用を投じて開発している」と話している。