【Inter BEE 2011】ラムダシステムズ 　汎用テロップシステム「Neo・n」やビデオペン製品「Gタッチ」を展示

　ラムダシステムズは、テロップシステム「Neo・n」や映像にリアルタイムに手書きできるビデオペン製品「Gタッチ」と2012年春販売予定のGRID-MF/VMXボード「GRID-VEGA（ベガ）」を参考出展した。

■ ノンリニア編集システム「EDIUS」との連携をデモ
　ラムダシステムズは、今回のInterBEE2011において、グラスバレー社と連携して開発したノンリニア編集システム「EDIUS」用テロップシステム「Neo・n」プラグインソフトを展示・紹介した。同プラグインソフトにより、「EDIUS」上で、リニア編集/サブ送出と同じスーパー付けや編集中/編集後のスーパー修正の双方を可能にしているという。ブースでは、「Neo・n」で作成したテロップをドラッグ＆ドロップで、EDIUSへ取り込むデモンストレーションを行ってた。

　営業本部企画部チーム・リーダーの中村和久氏は、EDIUS対応プラグインソフトについて、「ノンリニア編集システムであるEDIUSには、テレビ局に求められているテロップ入力ツールが無かったため、編集効率の向上させることができるように、テロップシステム「Neo・n」のプラグインソフトを共同開発した」と説明した。また、中村氏は「このプラグインソフトを利用すると、ドラッグ＆ドロップで簡単に「Neo・n」で作成したテロップを挿入できる」とアピールした。

■ 映像にリアルタイムに手書きできるビデオペン製品「Gタッチ」を参考出展

　同社は、映像にリアルタイムに手書きできるビデオペン製品「Gタッチ」を参考出展、会場で実際に体験できるコーナーを設け、リアルタイムで手書きできることをデモしていた。この「Gタッチ」は、スポーツ番組や天気予報での解説者による「手軽な説明」を想定したビデオペン製品で、タッチパネルを使い、フリーハンド感覚で線描やイメージ貼り付け・ドラッグなどの操作が行えるという。

■ 2012年春販売予定のGRID-MF/VMXボード「GRID-VEGA（ベガ）」を参考出展

　HDTV長尺アニメーションやリアルタイム3D表現、外部映像入力、エンベデッドオーディオ、クロマキー処理が可能にするGRID-MF/VMXボード「GRID-VEGA（ベガ）」を参考出展した。ブースでは、このGRID-MF/VMXボード「GRID-VEGA」を使用し、カメラで撮影した映像に、クロマキー処理した人物と背景CGをリアルタイムで合成するデモンストレーションを実施した。