【IBC08】クオンテル、立体映像のワークフローをデモ
2008.10.1 UP
クオンテルは、IBCで、2つの主要テーマを元にデモを行った。1つはReality社と新たに提携したStereo 3Dに関するデモ。カメラ、ステレオ画像プロセッサー、ポストプロダクションツール、リアルタイムの3D機能を備えたPablo、新開発の3DモニタリングシステムなどによるStereo 3Dパイプラインを展示した。
米国で大ヒットした立体映像作品『Hannah Montana & Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour』の制作において、米国のポストプロダクションFotoKem社と、Walt Disneyがクオンテルの製品を利用したという。
もう1つの主要テーマは、ワークフロー。ブースでは、Final Cut Proを同社の放送ワークフローへ統合するプロセスを展示した。
企画部長のスティーブ・オーウェン氏は「これは単に両者を組み合わせているのではなく、当社の編集システムへの同等のパートナーとして統合しているもので、多くの注目を集めている非常にオープンな開発分野となっています」と話す。