【NAB SHOW2009】 Sencore Electronics ATSC マルチプレックス信号発生器「ATX2000」を出展
2009.5.21 UP
Sencore Electronicsは、同社のATSC マルチプレックス信号発生器「ATX2000」を出展した。トランスポート・ストリームをASIとIP経由で共にミックスできるのが特徴。ATSC M/Hシグナルを取り込み、組み合わせ、送信できる。
信号は、USBドングルやPC経由で、もしくはカンファレンス・モニタリング用にラックしたデコーダー経由で受信可能。
主な特徴は、シグナルのレベルをコントロールできる点にある。ノイズの操作とデモが可能で、回路の負荷テストに利用できる。コスト効率が高く、非常に経済的なポータブル・デバイス。RF出力だけでなく、IQ用のIF出力も可能で、柔軟なプラットフォームとなっている。
放送業界や半導体メーカー、さらにはこれらメーカーと協業する統合サービス・プロバイダーで、8-VSB標準を使った既存プラットフォームへの実装という形で売り込みを図る。価格は80,000ドル。