【IBC08】独FhG、超小型半導体録画機を公開

2008.10.1 UP

 ドイツのフラウンホーファ研究所(FhG)は、HD-SDI信号入力をMPEG-4 AVC/H.264(以下AVC/H.264)で符号化してコンパクトフラッシュメモリに記録する超小型録画機(3.3インチx3.3インチx1.6インチ)を公開した。同研究所が開発したmicroHDTVカメラに直結できる。従来は、ハードディスクアレイを用いた同研究所開発の録画機が使われていたが、これは自動車用バッテリーの3/4程の容積があり、カメラの機動性を活かせなかった。
 今回公開された半導体録画機は、AVC/H.264ハイ・プロファイル、レベル4に対応しており、1920x1080のHD画像が記録できる。時間解像度は30Pまたは60Iまでで、符号化速度は最高20Mbpsとなっている。32Gバイトのコンパクトフラッシュを用いると、2時間の記録が可能と同研究所はうたっている。

#interbee2019

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