【Inter BEE 2011】NTTエレクトロニクス 字幕に対応したケーブルテレビ事業者向け高画質4:2:2 MPEG-2 HDTV/SDTV エンコーダ「HE5100S」を展示
2011.11.17 UP
HE5100S
字幕表示デモ
NTTエレクトロニクスは、字幕に対応したケーブルテレビ事業者向け高画質4:2:2 MPEG-2 HDTV/SDTVエンコーダ「HE5100S」を展示・紹介した。
「HE5100S」は、ARIB STD-B37デジタル字幕送出およびARIB STD-B39カレント音声モード制御(音声制御機能)に対応した高画質4::2:2 HDTV/SDTV MPEG-2エンコーダである。なお、ARIB STD-B37による字幕対応とARIB STD-B39による音声制御機能については、オプションとなっている。
ブースでは、2台の再生機から出力された映像をHD-SDI信号にて2台のHE5100Sに入力して各々18MbpsのMPEG-2へエンコードしDVB-ASIで出力、それらの信号を多重化装置で多重化、OFDM変調してRF出力し、モニタに表示するデモンストレーションと字幕インサーターを使用して字幕を表示するデモンストレーションを行っている。
字幕対応について、営業本部システム営業部第1システム営業部門 部門長の依田 慶照氏は、「要望が多く寄せられたから」と説明した。また、2017年度までに字幕付与可能な放送番組の全てに字幕付与する指針が総務省より示されていることから、「エンコーダに字幕対応することが重要になる」と語った。
今後はこの字幕対応を「弊社のAVC/H.264エンコーダ「HVE9200」にも対応していく予定」という。
HE5100S
字幕表示デモ