【InterBEE 2010】パナソニック 「Evolving Panasonic AVC World -Professional 3D ideas」をコンセプトに先進の放送機器、業務用映像機器を出展

2010.11.18 UP

一体型二眼式3Dカメラレコーダー 「AG-3DA1」

一体型二眼式3Dカメラレコーダー 「AG-3DA1」

 パナソニックグループ4社(パナソニック、パナソニック電工、パナソニック システムネットワークス、パナソニック システムソリューションズ ジャパン、ブース:7210)は、「Evolving Panasonic AVC World -Professional 3D ideas」をコンセプトに先進の放送機器、業務用映像機器を出展する。

 業務用3D分野では、エンド・トゥ・エンドで進化する3Dトータルソリューションとして、一体型二眼式3Dカメラレコーダー「AG-3DA1」をはじめ、LCDモニター「BT-3DL2550」、デジタルAVミキサー「AG-HMX100」、業務用大型PDPモニターを披露する。

 メインステージでは、152V型、103V型、85V型の3D対応PDPモニターを、"3D Mass Display"として展示し、マルチ3D映像により、パナソニックが取り組む撮影や編集、放送コンテンツ、オーサリング技術を紹介。AG-3DA1と、3D対応可能のオプションボードを装着したマルチフォーマットライブスイッチャー「AV-HS450」を使用し、3D実演ライブを実施する。また、AG-3DA1やAG-HMX100HDに、HD映像制作システム「50シリーズ」を加え、実機展示と詳しい説明を行う3Dスタジオも設置する。

 さらに、AVCCAMシリーズとして、マイクロフォーサーズ規格に準拠した世界初のレンズ交換式動画用メモリーカードカメラレコーダー「AG-AF105」を専用スタジオで紹介。4/3型という大型MOSセンサーにより、被写界深度の浅い映像の撮影が可能。レンズマウントにマイクロフォーサーズ規格を採用したことで、アダプターを介し、PLマウントなどのレンズ資産を生かした制作ができる。偽色やローリングシャッター現象によるキュー、エイリアシングも抑制し、画質を向上させた。

 P2HDシリーズは、10月に発売した2/3型3CCD搭載の「AJ-HPX3100J」を用いて、迅速な制作ネットワークを促進するメタデータのワイヤレス伝送をデモ。顧客の声を反映して製造したSSDへの高速データコピーが可能なモバイルストレージユニット「AG-MSU10」も展示する。

 スタジオライティングとしては、3Dスタジオに省電力、長寿命のLEDブロードライトを設置する。

 また、幕張メッセ国際会議場ホールBにおいてテクニカルスイートを開催。P2HDシリーズ、AVCCAMシリーズ、3Dプロジェクションシステム、3D映像コミュニケーション(参考出品)、OTCシステムなどの業務用放送関連ソリューションを、より詳細に説明する。

一体型二眼式3Dカメラレコーダー 「AG-3DA1」

一体型二眼式3Dカメラレコーダー 「AG-3DA1」

#interbee2019

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