【InterBEE2008】KDDI研究所 高画質アルゴリズムMP-Factory Ver.5と関連周辺製品をデモ
2008.11.20 UP
KDDI研究所は、独自高画質アルゴリズムを搭載した、H.264用コーデックライブラリー「MP-Factory Ver.5」を展示した。同製品は、高速・高画質という特徴とともに、さまざまな機能をもっている。
H.264は小さく圧縮されており、編集しにくいが、編集を可能にするツールや、自動的に透かしを入れたり、画質を評価するアルゴリズムも用意している。
MPファクトリーをコアとして、今回は3つの製品を展示している。
1つめの、高機能エンコードソフト「QualityStation」は、ブルーレイおよびアクトビラに対応する一方、符号化画質評価機能と併せてセグメント再エンコード機能を持ち、高画質を追求した製品。
また、操作性に優れた「ワンセグエンコーダ」は、リアルタイムにエンコード結果を出力する。「SmartEncoder」は、アクトビラビデオ・フルに対応。ドラッグ&ドロップだけで簡単にエンコードできる。
このほか、HDTV自動画質評価技術を開発者向けに提供するSDKも出展している。