【NEWS】INTER BEE IGNITION リドリー・スコット監督の映画「オデッセイ」のVR版を制作したプロダクションThe Virtual Reality CompanyのCEOが登壇

2016.11.10 UP

INTER BEE IGNITION イメージイラスト

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パネルディスカッションに登壇予定のAIS米本部会長 ジム・チャビン氏

パネルディスカッションに登壇予定のAIS米本部会長 ジム・チャビン氏

The Virtual Reality CompanyのCEO ガイ・プリムス氏

The Virtual Reality CompanyのCEO ガイ・プリムス氏

ジョリーグッドが技術協力をしている、北海道放送による「HBC VR」の例

ジョリーグッドが技術協力をしている、北海道放送による「HBC VR」の例

 11月16日から18日までの3日間、幕張メッセで開催されるInterBEEの新たな特別企画として、開催するINTER BEE IGNITION。VR(Virtual Reality)やAR(Argumented Reality)、ライブエンターテインメントに関するセッション、展示の特設エリアがInter BEEの会場内に開設される。
 
 初日、16日(水)の11時から13時まで、先進映像協会 日本部会(Advanced Imaging Society Japan Committee: AIS-J)によるルミエール・ジャパン・アワードの表彰式が開催される。先進映像協会は、UHD、VR、HDRなどの先進的な映像技術を活用したコンテンツ表現の啓発、表彰、調査研究をする団体。国際3D協会を母体に2009年に米国で設立され、2015年にAISに改称した。表彰式では、3D、4K、VRの各部門の表彰作品が公開・紹介される。
 表彰式の後、14時からは、海外のVR制作プロダクションのThe Virtual Reality CompanyのCEO、ガイ・プリムス氏と、AIS 米本部会長のジム・チャビン氏が来日し、AIS-J会長で早稲田大学理工学術院教授の河合隆史氏とともに、「アドバンスト イメージング ユニバーシティ セミナー」を開催する。
 The Virtual Reality Companyは、日本でも今年2月に公開され、大ヒットしたリドリー・スコット監督の映画「オデッセイ」のVR版を制作したプロダクションだ。「オデッセイ」のVR版は、1月に米ハリウッドで開催したCESでデモをして大きな話題となった。
 セミナーでは、「オデッセイ」についての話題を含め、米国の映画産業が取り組むVRの最新事情が紹介される予定だ。映像業界におけるVRビジネスの位置付けと将来ビジョンが披露される貴重な場となりそうだ。

 2日目、17日(木)には、INTER BEE IGNITION Outlook 2020と題した、基調講演とパネルディスカッションが国際会議場で開催される。基調講演に登壇するのは、慶応義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授の中村伊知哉氏。テーマを「2020×Pop&Tech」と題し、2020年へ向け、最新テクノロジとPopカルチャーが融合した新たな世界が紹介される。続いて、「テクノロジが切り開くメディア&エンタテインメント」と題し、パネリストに、WIRED日本版編集長の若林恵氏、デジタルハリウッド大学学長の杉山知之氏、ハコスコ代表取締役の藤井直敬氏がパネリストとして登壇、SENSORS.jp編集長でHEART CATCH 代表取締役の西村真里子氏がモデレータを担当したパネルディスカッションが開催される。

 会場では、17日(木)の11時からテレビ番組「SENSORS」の協力によるライブエンターテインメントセッションが予定されている。
 また、13時から14時30分まで、「テレビマンが創るハイクオリティVRとメディアの未来〜本格始動したローカル局VRビジネスの今〜」と題したパネルディスカッションが開催される。モデレータはジョリーグッド CEOの上路健介氏。パネリストには、テレビ西日本 技術局システム技術部長兼映像センターITコンテンツ部長の尾野上敦氏と、北海道放送株式会社メディアビジネス局デジタルメディア部長の小川哲司氏、東海テレビ放送株式会社 営業局営業戦略部 担当部長の木ノ原良太 氏が登壇する。
 
 このほか、会場内で17日(木)と18日(金)の2回、ライブエンターテインメントステージが予定されている。映像配信高度化機構とデジタルサイネージコンソーシアムによる最新技術を駆使したライブエンターテインメントに関するプレゼンテーションだ。17日(木)は、15時から16時まで、18日(金)は11時から12時まで開催する。
 展示スペースでは、10社・団体が最新のVR、AR技術、作品をデモするコーナーや、VR作品体験コーナーも用意されている。
 
 INTER BEE IGNITIONのエリアには、具体化しつつある近未来の映像ビジネスのヒントが山盛りだ。2020年へ向けた新たな映像の可能性を探る機会として、放送・映像に携わる多くの方に参加していただきたい。

【実施概要】
■名称
Inter BEE 2016(International Broadcast Equipment Exhibition 2016)
INTER BEE IGNITION

■開催日
2016年11月16日(水)・17日(木)・18日(金)

■開催時間
16日:午前10時00分開場〜午後5時30分閉場
17日:午前10時00分開場〜午後5時30分閉場
18日:午前10時10分開場〜午後5時00分閉場

■会場
幕張メッセ・ホール

■入場
無料(登録制)

■主催
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)

■運営
一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会(JESA)

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パネルディスカッションに登壇予定のAIS米本部会長 ジム・チャビン氏

パネルディスカッションに登壇予定のAIS米本部会長 ジム・チャビン氏

The Virtual Reality CompanyのCEO ガイ・プリムス氏

The Virtual Reality CompanyのCEO ガイ・プリムス氏

ジョリーグッドが技術協力をしている、北海道放送による「HBC VR」の例

ジョリーグッドが技術協力をしている、北海道放送による「HBC VR」の例

#interbee2019

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