【CEATEC】東北大学 3Dディスプレイを展示
2008.11.13 UP
リアプロジェクターやフロントプロジェクターのスクリーンを研究している、東北大学 大学工学研究科 電子工学専攻 内田研究室では、立体映像の偏光を保持するスクリーンを展示した。同研究室の鈴木芳人 特任教授は、「構造はいたって簡単。アクリル板に独自開発のフィルターを貼るだけ。あとは、市販のカメラ2台を用いてつくった立体映像用のカメラと、市販の立体映像用プロジェクターがあれば、このスクリーンによって、簡単に立体映像を表示することができる」と話す。
特徴は、明るい部屋でもはっきり見える点にある。「通常は部屋を暗くしないと見えないが、明るいところでもみられる。30人ぐらいが同時にみることができるので、手術室などでの利用や、エンターテインメントでは水族館などで見せたい画像を見せるといったことも可能」という。