【Inter BEE 2011】Touch-Q 2000カンデラの高輝度を実現したプロンプターシステムを出展
2011.11.18 UP
卓上型スピーチプロンプター
Touch-Qは演説や講演向けのスピーチプロンプター、撮影用途向けのカメラプロンプターを出展している。プロンプターは演説や放送などで使われる原稿表示装置。聴衆や視聴者に見えない形で電子的に原稿を表示し、話者のスピーチを補助する。
■明るい会場でも見やすい高輝度が特徴
スピーチプロンプターは政府首脳の演説や記者会見、企業の株主総会や新製品発表会などで広く利用されている。演台を使ったスピーチに適したボックス型とプロンプター単体で使える卓上型がある。
カメラプロンプターはテレビカメラの前に設置したハーフミラーに原稿を映し出し、カメラ目線でのアナウンスを補助する。アメリカのニュース番組では一般的に利用されている。
今回展示したTouch-Qのプロンプターの特徴は輝度表示を高めた点。一般的なプロンプターが300から400カンデラの明るさであるのに対し、Touch-Q製品は約2000カンデラの明るさを実現した。「照明が明るい会場の場合、輝度が足りないと、プロンプターの原稿が白飛びして読めなくなってしまう場合があります。しかし、2000カンデラの明るさがあれば、照明の強い会場でも、クリアな原稿表示が可能です」(説明員)。
■現場での原稿修正にも対応可能
付加機能も充実している。プロンプター専用ソフト「Quick Prompter Software」を使えば、文字サイズ、フォント、文字色、背景色、縦横表示など自由に変更が可能。エディタ機能があり、現場での原稿修正にも対応できる。スピーチ時間に合わせたスクロールスピードの自動調整、文章の頭出しなども可能だ。専用ソフトなしで、ワードやパワーポイントで原稿を表示することもできる。
なお、Touch-Qはアメリカで開発されたプロンプターシステム。1995年から日本での販売を開始し、上場企業、放送局、イベント会社などに多数の導入実績がある。国内ではTouch-Q販売総代理店のアーキビジョンシステムズ(千葉県松戸市)を通じて販売する。
卓上型スピーチプロンプター