【NAB SHOW 2010】NHKコスモメディア・アメリカ、NHKメディアテクノロジーが3D制作機器を共同出展
2010.4.21 UP
NHKコスモメディア・アメリカ(NCMA、C10445)は、NHKメディアテクノロジー(NHK—MT)と共同で出展。北米での3D制作需要の高まりに合わせて、3D制作機器を共同出展した。
NCMAは、NHKエンタープライズ・アメリカと、北米向け日本語放送「TVジャパン」の運営会社ジャパンネットワークグループが、4月1日に合併して設立した新会社。従来、NHK—MTの支援を受けつつ3D映像を制作してきたが、2009年からリグを2式、自社製作して3Dプロダクションサービスを開始。今回、新型リグの完成を受け、お披露目としてNABショーに出展した。NHK−MTからは、機材面などで適宜サポートをうけながら、米国での事業を展開している。 顧客は米国西海岸と日本が半分ずつ。制作物はPR映像が多いという。
米国の映像制作は分業制で成り立っており、3Dカメラを持つ会社は撮影に特化することが多いという。同社は社内に撮影、編集機材などハードウェアをそろえる一方、演出担当などの制作チームも所属する。「機動力があり、きめ細かいサービスのできる会社として、お客様のニーズに応えたい」という。