【InterBEE 2010】アイティアクセス デジタルコンテンツ自動検査システム 「Baton」をデモ
2010.11.21 UP
IT Access営業部の福田美穂氏
IT Accessは、共信コミュニケーションズのブースにおいてデジタルコンテンツ自動検査システム「Baton」を出展した。
Batonは、AVストリームの品質検査に加えて、異常検出時に必要なアクションを自動的に実行する。日本ヒューレット・パッカード(日本HP)のブースでは、メディアプラットフォームである「HP Media Workflow Master」にBatonを接続し、他のアプリケーションと連携して動作する様子がデモされていた。プラットフォームとの間でAPIを介してコマンド・情報交換を行い、必要な処理を起動する。
BatonのコアであるAVストリームの品質検査機能は、エンコード用LSIメーカーなどにおいて長年の使用実績があり、「検出能力や精度は抜群」(同社大阪営業所技術グループ勝岡宣彦シニアエンジニア)という。「エンコードの文法チェックは、仕様書を読み解くだけでは不十分で、それだけでは高精度の品質検査は行えない」(同)とのことであった。この検査機能を中心に、連携機能、自動実行機能など、制作、送出現場で求められる機能を充実させたものがBatonである。
(写真説明)
(上)BatonはAVストリームを高精度に検査し、詳細なレポートを発行する
(下)InterBEE Onlineの取材を受けるIT Access営業部の福田美穂氏
IT Access営業部の福田美穂氏