【IBC08】ソニー、HDTV対応超小型カメラ「豆カム」を出展
2008.10.1 UP
ソニーは、HDTV用の超小型カメラと、これに直結した半導体型録画再生機の技術展示を行った。ソニーは、従来「豆カム」と呼ばれる小型カメラを製品に持っており、これはビデオウォークマンに接続して利用されていた。しかし、SDTVであること、アナログ出力であることから、HD時代に対応した製品が待たれていた。
今回技術展示されたものは、ヘルメットにも取り付けられる小型のHD(1920x1080解像度)カメラと、直結された半導体記録再生機である。記録再生機には小型のモニターがついている。符号化方式、ビットレートなどは公開されていない。また、記憶デバイスは、現時点では「フラッシュメモリ」とされるだけで、どのデバイスが採用されるかは明らかにされていない。カメラと録画再生機は、取り外し不可能な構造となっている。
装置は、来年中に2000ドル程度で発売予定とされている。