【IBC08】Red Digital Cinema社、4kシアターで新製品を披露

　Redデジタルシネマ社は、IBC会場内の上映施設に設けられた4kシアターにおいて、同社のデジタルカメラRed Oneシリーズの紹介や、最新映像の上映のほか、Red Oneの開発の経緯についての紹介などを行う上映会を開催した。Redのテッド・シュロビッツ代表が自ら登壇してRed Oneのカメラ開発の経緯について、開発当初の貴重な映像を交えて紹介した。
　テッド氏は、映像新聞社のインタビューに応え「現時点で3,000機を全世界に出荷したほか、数ヶ月以内にさらに数千機を出荷する準備も整っている」と話している。
　また、「日本では、NHKがRed Oneを撮影中の大規模自然シリーズ用に5機導入しました。NHKは、Red Oneで非常に順調に撮影しており、満足しているとのことです」とNHKが導入していることを明らかにした。
　また、プロトタイプとして、Epicと呼ぶ5kのデジタルシネマカメラについて紹介した。