【Inter BEE 2017】放送メディアの最新状況を紹介するINTER BEE CONNECTED キー局の動画配信関係者が集う基調講演など全12セッションが開催へ
2017.10.19 UP
InterBEEの会場内に設けられた特設スペース
メディアの最新動向を紹介するセッションに毎回多くの来場者が集まる
11月15日から17日までの3日間、千葉県・幕張メッセで開催するInter BEE 2017の特別企画「INTER BEE CONNECTED」(インタービー・コネクテッド)の概要が発表された。
INTER BEE CONNECTEDは、動画配信をはじめ、日々進化を続けているメディアとネットワークビジネスの最新動向について、現場で携わる関係者をパネラーとして招き、最新情報や新たな展望、さらには舞台裏の情報を探り出す催し。Inter BEEの展示会場内(展示ホール7)に特設オープンステージを設け、会期中の11月15日(水)から17日(金)までの3日間、全12のセッションを展開する。オープンステージでのセッション聴講は、事前予約なしで参加できる(基調講演は国際会議場2階「コンベンションホールA」で開催。要オンライン予約)。会場への入場は無料だが、事前にウェブから(文末に記載)の登録が必要だ。
■4年目に入ったINTER BEE CONNECTED
初日の15日(水)、13時から14時30分に開催するINTER BEE CONNECTED基調講演は「配信新時代 〜キー局とプラットフォーム〜」と題して、ワイズ・メディア代表取締役でメディアストラテジストの塚本幹夫氏をモデレータとして、各キー局の動画配信担当者をパネリストに招いたセッションを開催する(同セッションのみ国際会議場2階「コンベンションホールA」で開催。要オンライン予約)。
同セッションは、2014年に初回のINTER BEE CONNECTEDを開催したときから毎年開催している、地上波キー局が推進する動画配信の最前線を紹介するセッションだ。キー局の動画配信の現場で日々活動する担当者自身が勢揃いし、最新状況や今後の展望を話すという大変貴重な催しとして、多くの業界関係者から注目を集めている。
今年はネットビジネスのプラットフォームという位置付けから、各局の新たな取り組みを紹介してもらう。
基調講演のモデレータ、パネリストは以下の通り。
(モデレータ)
株式会社ワイズ・メディア 代表取締役 メディアストラテジスト 塚本幹夫氏
(パネリスト)
太田 正仁氏(日本テレビ放送網株式会社 インターネット事業局 インターネット事業部 部次長)
大場 洋士氏(株式会社テレビ朝日 総合ビジネス局 デジタル事業センター長)
茂川 博史氏(株式会社東京放送ホールディングス 総合戦略局 総合戦略部長)
蜷川 新治郎 氏(株式会社テレビ東京コミュニケーションズ 取締役)
野村 和生氏(株式会社フジテレビジョン 総合事業局 コンテンツ事業センター コンテンツデザイン部 部長職)
■放送の明日を読み解くためのヒントが満載のセッション
幕張メッセ・展示ホール 7のINTER BEE CONNECTED 内オープンステージで開催する企画セッションは、3日間にわたり、今年も充実した内容のセッションが並ぶ。
≪11 月 15日(水)≫
●「本格化する“スクリーン選択”の時代の見取り図を描く 〜電通・ビデオリサーチによる挑戦〜」(10:30-12:00)
(モデレータ)
奥 律哉氏(株式会社電通 電通総研 メディアイノベーションラボ 総括責任者)
(パネリスト)
美和 晃氏(株式会社電通 電通総研 メディアイノベーション研究部長)
講演者調整中(株式会社ビデオリサーチ)
●「テレビはリビングルームで生き残れるのか?!〜スマートテレビの最新動向とビジネスの可能性〜」(14:40-15:40)
(モデレータ)
田代 奈美氏(株式会社博報堂DYメディアパートナーズ データドリブンビジネス開発センター 開発推進部)
(パネリスト)
松本 融氏(シャープ株式会社 IoT 通信事業本部 IoT クラウド事業部 サービスマーケティング部 部長)
石井 大貴氏(株式会社 TBS テレビ メディアビジネス局 ビジネス推進部)
安藤 聖泰氏(株式会社 HAROiD 代表取締役社長)
●「ケーブル ID でケーブルテレビ業界が変わる」(16:00-17:00)
(モデレータ)
二瓶 浩一氏(一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟 理事 ※株式会社電通 ラジオテレビ局より出向)
(パネリスト)
塩冶 憲司氏(株式会社 CCJ 代表取締役社長)
丸山 康照氏(須高ケーブルテレビ株式会社 代表取締役社長)
橋本 幸典氏(日本デジタル配信株式会社 取締役専務執行役員 事業戦略企画推進本部 本部長 プラットフォーム推進室 副室長)
北 俊一氏(株式会社野村総合研究所 プリンシパル)
≪11 月 16 日(木)≫
●「スポーツライブ配信のポジションセッティング 〜ニッチコンテンツからピョンチャンまで〜」(10:30-11:30)
(モデレータ)
岩田 淳氏(株式会社テレビ朝日 経営戦略局 経営戦略部 渉外担当部長)
(パネリスト)
須澤 壮太氏(一般社団法人リコネクトテレビジョン 代表理事)
佐野 徹氏(日本テレビ放送網株式会社 スポーツ局 担当部次長 兼 スポーツ事業推進部 プロデューサー)
●「番組制作とネットコミュニケーション」(12:30-14:10)
(モデレータ)
境 治氏(メディアコンサルタント)
(パネリスト)
羽鳥 健一氏(株式会社フジテレビジョン「貴族探偵」プロデューサー※株式会社 WOWOW に出向中)
汐口 武史氏(讀賣テレビ放送株式会社「恋がヘタでも生きてます」プロデューサー)
渡邊 悟 氏(日本放送協会 制作局 生活・食料番組部「あさイチ」プロデューサー)
平山 大吾氏(株式会社テレビ東京 制作局 CP 制作チーム)
●「YOUは何しにTVへ? 〜若手テレビ局員が激白!〜」(14:40-15:40)
(モデレータ)
脇浜 紀子氏(京都産業大学 現代社会学部 教授)
(パネリスト)
入社4年目:松山 雄介さん(北海道テレビ放送株式会社 編成総合制作部ディレクター)
入社2年目:鈴木 絢子さん(東京メトロポリタンテレビジョン株式会社「ひるキュン!」)
入社2年目:杉本 雅さん(南海放送株式会社 報道制作局 制作部 ディレクター)
入社9年目:武藤 久さん(南日本放送株式会社「てゲてゲ」)
●「テレビ局のネット報道はどうなっていくのか?」(16:00-17:00)
(モデレータ)
村上 圭子氏(日本放送協会 放送文化研究所 メディア研究部 主任研究員)
(パネリスト)
清水 俊宏氏(株式会社フジテレビジョン 総合事業局 ニュースコンテンツプロジェクトリーダー)
宇佐美 理氏(日本テレビ放送網株式会社 報道局 サイバー戦略部長)
足立 義則氏(日本放送協会 報道局 ネットワーク報道部 副部長・ソーシャル担当デスク)
≪11 月 17 日(金)≫
●「ラジオからメディアの未来を考える」(10:30-11:30)
(モデレータ)
三浦 文夫氏(関西大学 社会学部 教授)
(パネリスト)
青木 貴博氏(株式会社 radiko 代表取締役社長)
三村 孝成氏(株式会社 TBS ラジオ 取締役 メディア推進局長)
●「準キー局よもやま話 〜東京とローカルの狭間で〜」(12:30-14:10)
(モデレータ)
影山 貴彦氏(同志社女子大学 教授)
(パネリスト)
長井 展光氏(株式会社毎日放送 役員室 兼 経営戦略室 エグゼクティブ)
的場 崇氏(朝日放送株式会社 総合編成局コンテンツ戦略部 部長)
竹内 伸幸氏(関西テレビ放送株式会社 コンテンツビジネス局 コンテンツ事業部長)
山下 雄司 氏(讀賣テレビ放送株式会社 経営企画室メディア企画部)
●「ローカルコンテンツ革命!〜Over 2020 を見据えたローカル局の戦略〜」(14:40-15:40)
(モデレータ)
齊藤 浩史氏(株式会社毎日放送 経営戦略室 メディア戦略部長)
(パネリスト)
青木 秀之氏(山形放送株式会社 営業局 イノベーション事業部 統括部長)
安藤 美国氏(株式会社 CBC ラジオ 編成業務局 編成業務部・副部長)
梅嵜 貴史氏(RKB 毎日放送株式会社 編成戦略局 局次長 兼 メディア戦略部長 兼 技術局次長)
●「テレビの再定義 〜最前線の制作者たちは、今、テレビをどう捉えているのか?〜」(16:00-17:00)
(モデレータ)倉又 俊夫氏(日本放送協会放送総局 デジタルコンテンツセンター 副部長)
(パネリスト)
下川 猛氏(株式会社フジテレビジョン コンテンツ事業局 コンテンツ事業センター コンテンツデザイン部 主任)
小国 士朗氏(日本放送協会 制作局 開発推進ディレクター)
岸 遼氏(株式会社 HAROiD クリエイティブディレクター))
以上
◆Inter BEE 2017 開催概要◆
■会期:2017年11月15日(水)〜11月17日(金)〔3日間〕
■展示時間:11月15日(水)・16日(木)10:00-17:30/17日(金)10:00-17:00
■会場:幕張メッセ(展示ホール1〜8、イベントホール、国際会議場)千葉市美浜区中瀬2-1
■入場:無料(登録制)
■主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
■後援:総務省、経済産業省(建制順)
NHK、一般社団法人日本民間放送連盟、一般社団法人電波産業会(順不同)
■運営:一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会(JESA)
InterBEEの会場内に設けられた特設スペース
メディアの最新動向を紹介するセッションに毎回多くの来場者が集まる