【IBC08】Ikonoskop社、RAWデータ記録が可能なデジタルシネマカメラ

2008.10.2 UP

 スウェーデンのストックホルムに本社を置くカメラ開発会社のIkonoskop社は、同社初のデジタルシネマカメラ「A-cam dII」を出展した。特徴は、フルHD 4:4:4で、フレーム事にRAWファイルを生成し記録する点にある。圧縮によって画像が乱れることがないため、VFX等の画像合成用の素材撮影として利用できる。80GBytesの容量を持つ自社製メモリーカートリッジに毎秒240Mbytesを記録。25fpsで12分の記録が可能だ。60fpsの非圧縮HDビデオを撮影にも対応するという。
 撮像素子はスーパー16サイズ(1920×1080、12bit)CCD。Cマウントレンズの装着ができる。発売価格は7000ユーロ。12月の発売を予定している。

#interbee2019

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