【NAB Show 2011】ピコハウス オーサリング・編集ソフト「Easy3D BDJ」を出展
2011.5.30 UP
デジタルコンテンツの企画・制作および販売を行うピコハウスはNABショーに初出展し、「ブルーレイ3D」規格のディスク制作用BD-Jオーサリング・編集ソフトウエア「Easy3D BDJ」を発表した。Javaに特化したブルーレイ3Dオーサリングツールの展示は世界初となる。販売は6月中旬に開始する予定。
「Easy3D BDJ」は、「ブルーレイ3D」規格のBD-Jモジュールを自動的に生成。ビデオデータへの自由な3Dグラフィックスパーツの配置により視覚的効果が高いフルHDの3D映像作品や、3Dプロモーション映像を収録したブルーレイディスク(BD)が制作できる。
また、任意のグラフィックパーツに関する3Dデータの自動視差調整機能や、ターゲットに対する自動追尾機を行うパーツ配置機能などを備える。3Dに対応するJavaを使うことで、自前でプログラムを作成する必要がなく、直感的な3Dオーサリングを可能にしている。
さらにPhotoshopを使い、レイヤー単位で作成されたボタンなどのグラフィックパーツを取り込み、立体視3Dディスクのメニュー画面を編集する3Dディスクメニューや3Dスライドショー編集機能、立体視3D対応BD-Jモジュールの自動生成およびエクスポート機能などが特徴となっている。
「Easy3D BDJ」には、「ブルーレイ3D」BD-ROMオーサリングおよびプレス委託サービス業務で培った同社のフルHD3D映像オーサリングに関するノウハウが凝縮されている。
同ソフトウエアは、「3Dパビリオン」で展示デモを行い、高い評価を得ていた。