Inter BEE 2022 幕張メッセ:11月16日(水)~18日(金) オンライン:12月23日(金)まで

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Special 2024.11.07 UP

【INTER BEE BORDERLESS】企画セッション「Netflixヒット作のプロデューサーに聞く最前線ストーリー」事前レポート

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左から、長谷川朋子氏、髙橋信一氏、徳力基彦氏

今年、Netflixは日本のクリエイターたちによる実写のドラマや映画のヒットを連発した。中でも「地面師たち」はこれまでにない広がりを見せ、劇中のセリフ「もうええでしょう」は先日発表された2024年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた。特定のドラマファンが利用していたイメージだったのが、普通の人々にも普及したことを実感させられた現象だった。INTER BEE BORDERLESSでは15日10時30分からのセッションに、「地面師たち」をプロデュースした高橋一氏をお招きしてお話をうかがう。その打合せの様子をお伝えする。
(コピーライター/メディアコンサルタント 境治)

「地面師たち」はじめヒットを連発するNetflixの髙橋信一氏

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髙橋信一氏は2020年に日活からNetflixに入社。これまでも「浅草キッド』
や「離婚しようよ」などのドラマ・映画にプロデューサーとして携わってきた。変わったところではバラエティ「トークサバイバー」も手がけ、幅広い分野で活躍している。今年は人気漫画を実写化した映画『シティーハンター』に続き、話題の「地面師たち」そして女子プロレスの世界を描いた「極悪女王」とヒットを連発。日本のクリエイターたちの力をNetflixでさらに花開かせた。
「日本のクリエイターのレベルは世界でも本当に高いと思っています。日本の物語を世界レベルの規模感で製作することはこれから増えていくべきです。日本の監督が数年後にハリウッドや韓国などいろんな国では撮るようになるという気がしています。」
Netflixは日本のクリエイターにとって世界への入り口になるかもしれない。
高橋氏はその入り口を大きく切り開いたと言える。

日本のクリエイターの世界への可能性について斬り込む徳力基彦氏

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髙橋氏に斬り込む役割として、noteプロデューサーの徳力基彦氏が登壇する。徳力氏はSNS界で著名なブロガーだが、最近はエンタメの解説者としても知られるようになった。「SHOGUN」のエミー賞受賞など、日本コンテンツが世界で評価されていることに注目しているという。
「日本のコンテンツは韓国にも負けていると数年前まで言われていました。
鎖国していた日本の映像業界にNetflixが来てくれたことで、実は世界で通用すると自信をもらえたと思います。日本の映画やドラマがグローバルに広がると婚しいですね。」
Netflixのグローバルランキングを毎週チェックしているという徳力氏。当日は、髙橋氏に、日本のクリエイターについての可能性や、今後のビジョンについて切り込んでもらえそうだ。

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髙橋氏の登壇をアレンジし、徳力氏に斬り込み役を依頼したのは、このセッションでモデレーターを務めるコンテンツビジネス・ジャーナリストの長谷川朋子氏。長谷川氏も、海外での日本コンテンツの評価の高まりについて解説するなど、様々なメディアで発言している。
「BORDERLESSで初めてNetflixの方に登いただけて光栄です。髙橋さんのお話が、来場者のみなさんに刺激と気をもたらすことを期待しています。徳力さんにはエンタメ愛を武器に、様々に斬り込んでいただけると登壇をお願いしました。」
長谷川氏のモデレーションで議論が深まるとともに、楽しく進むことだろう。
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