【Inter BEE CURATION】FASTはテレビコンテンツにこそ勝機があるのでは?〜InterBEE2023「配信サービスはVODの次に進むか」【InterBEE2023レポート】
※Inter BEE CURATIONは様々なメディアとの提携により、InterBEEボードメンバーが注目すべき記事をセレクトして転載するものです。本記事は、Screensに2024年2月5日に掲載された記事を転載しています。是非お読みください。
一般団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、「Inter BEE 2023」を2023年11月15~17日にかけて開催。今回も幕張メッセ会場とオンライン会場のハイブリッド形式で行われ、幕張メッセ会場には昨年より約5,000名多い31,702名が訪れる盛況となった。
本記事では、放送と通信の融合を前提としたうえで、その“先”にあるビジネスの形をさまざまな切り口で取り上げたセッションプログラム「INTER BEE BORDERLESS」をレポート。今回は11月17日に行われた『配信サービスはVODの次に進むか』の模様をお伝えする。
映像配信市場がコロナ禍を機に大きく成長し、これまで通信と放送の壁に阻まれてきたIT企業と放送局の関係も変わりつつある昨今。海外で盛り上がりを見せるFAST(Free Ad-supported Streaming TV)の波も日本へまもなくやってきそうという状況のなか、今後に向けてどのようなビジョンを描いているのか。さまざまなキーマンが日本における配信サービスの未来を語る。
パネリストは株式会社U-NEXT 取締役 COO・本多利彦氏、株式会社TVer 常務取締役COO・蜷川新治郎氏、株式会社フジテレビジョン ビジネス推進局 コンテンツビジネスセンター プラットフォーム事業部長・野村和生氏。モデレーターをメディアコンサルタント・境 治氏が務めた。