【Hollywood Report】海外アニメファン約39万人が集結！Anime Expo 2024レポート
アメリカ独立記念日の連休に合わせた７月４日から７日に掛けて、ロサンゼルス・ダウンタウンのコンベンションセンターにおいて、Anime Expo 2024が開催された。
Anime Expoは、日本のアニメとポップ・カルチャーに特化した、全米で最大規模のコンベンションである。1992年より毎年1回開催されており、今年で32回目を迎える。SPJA（The Society for Promotion of Japanese Animation）が主催しており、基本的には非営利のボランティアによって運営されている。
世界60カ国から約39万人が訪問し、周辺ホテルなどの地元ビジネスへの経済効果は約$100ミリオン※（現在の為替で約161億円相当）。まさに一大イベントであった。
※参加者１人当たりにつき、平均で約$256を使った計算になる。
主催者側の公式発表によると、今年もチケットはSOLD OUT(売り切れ)だったそう。
さて今回は、Anime Expo 2024の模様をフォト・レポートの形でお届けする。
〇毎年恒例 Production I.G.のパネル
会期中は、日本からのゲストや業界著名人によるパネルが開催される。
その中でも、毎年恒例、Production I.G. USAの社長そしてプロデューサーの寺島真樹子氏によるパネルは今年も大盛況であった。
今年はProduction I.G.グループの４社合同（Production I.G.、Production I.G. USA、WIT Studio、SIGNAL.MD）パネルとなり、寺島真樹子氏、Production I.G代表取締役社長とProduction I.G. USAの副社長を兼任する和田丈嗣氏、Production I.G企画室の上田陽子氏、SIGNAL.MD社長の千野孝敏氏が登壇。
会場の10,000席は世界中から訪問したファンで埋め尽くされ、Production I.G. グループがプロデュースするアニメ作品の最新情報や今後の展開などが披露された。
ステージ上のスクリーンに各作品の静止画や映像が登場する度に場内からは歓声が上がり、
「これだけ大勢のI.Gファンが居るのか！」と驚くと同時に感銘を受けた瞬間でもあった。
最後のQ&Aでは、ヨーロッパや中国、インドなど世界各国から訪れたというファンが質問に立ち、そこで出た質問や意見を今後の作品制作に反映させたいというパネラーの姿勢は、ファンを喜ばせていた。
〇展示会場（Exhibit）
〇Anime Expoを彩る、さまざまなコスプレイヤー
Anime Expoには、様々なコスプレイヤーが集うのも風物詩となっている。かなり気合の入ったもの、作品に対する愛が感じられるもの、判別不可能な謎のコスプレ（笑）など、さまざまであるが、ここではその一端をご紹介してみることにしよう。
