【Inter BEE CURATION】配信・放送ボーダーレスの時代〜先行するオーディエンスにビジネス、制度は追いつけるのか 【InterBEE2023レポート】
※Inter BEE CURATIONは様々なメディアとの提携により、InterBEEボードメンバーが注目すべき記事をセレクトして転載するものです。本記事は、Screensに2023年12月11日に掲載された記事を転載しています。是非お読みください。
一般団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が主催する「Inter BEE 2023」が2023年11月15~17日にかけて開催。昨年に引き続き、幕張メッセ会場とオンライン会場のハイブリッド形式で行われ、幕張メッセ会場には昨年より約5,000名多い31,702名が訪れる盛況となった。
本記事では、放送と通信の融合を前提としたうえで、その“先”にあるビジネスの形をさまざまな切り口で取り上げたセッションプログラム「INTER BEE BORDERLESS」をレポート。その中から、11月15日に行われた『配信・放送ボーダーレスの時代~先行するオーディエンスにビジネス、制度は追いつけるのか~』の模様をお伝えする。
パネリストは青山学院大学 総合文化政策学部総合文化政策学科教授・内山隆氏と、株式会社電通 電通メディアイノベーションラボ主任研究員・森下真理子氏。モデレーターは同ラボ統括責任者/電通総研フェロー・奥 律哉氏が務めた。
もはや放送波経由かネット経由かを意識することなく映像コンテンツが楽しまれるようになった昨今。本セッションでは、コロナ禍以降ますます変化の幅、スピードともに加速し続けるメディア環境を最新の調査データで読み解きながら、「ボーダーレス」時代の放送制度のあり方についてトークが繰り広げられた。