【Inter BEE 2020】世界最大級のCDN企業 Lumen Technologies、日本でのサービス本格化
世界で独自の光ファイバーを約72万キロ所有し、60カ国以上でサービスを提供、IDCの2019年グローバル商業CDNベンダー評価で「リーダー」と位置付けされたLumen Technologies(旧:CenturyLink)が日本でのCDNサービスを本格化する。リーダーのカテゴリーに入る企業は、4社(Lumen、Akamai、Verizon、Limelight)しかいない。CDNではトップ4に入る存在だ。米国では、主要顧客にディズニープラスが名を連ねるなど、コンテンツ事業者からも高い信頼を得ている。
そのLumen Technologiesが、日本でも事業を本格化する。同社の優れたCDNサービス内容を紹介するのが今回のInter BEE 2020への参加のねらいだ。自社ブースでは、同社の5つのサービスを紹介するほか、11月19日(14:30~15:30)にはオンラインで「不測のトラフィックの激変によるユーザー体験劣化を防ぐコンテンツ配信の最善策とは?そしてコストと性能を両立させるCDNとは?」(14:30~15:30)と題したセミナーを行う。
今回のInterBEEでは同社の5つのサービスを紹介する。
(1)「Lumen コンテンツ配信ネットワーク」(CDN)
IDCの商用CDNベンダーのリーダーカテゴリーと認められたCDNサービス
(2)「Lumen CDNオーケストレーター」
視聴者への配信最適化に役立つ、クライアントサイドの動的CDNセレクター
(3)「Lumen ITM」
サーバーサイド、DNSベースのロードバランシングサービス
(4)「Lumenエッジコンピュート」
Webアクセラレーションとセキュリティ対策に最適な環境を実現するモジュール型サービス
(5)「Lumen メッシュ配信」
スケーラブルで信頼性の高いオンラインビデオ配信を要求するメディア企業向に、品質と信頼性を向上させる配信技術を提供するソリューション
11月19日(14:30~15:30)に配信するセミナー「不測のトラフィックの激変によるユーザー体験劣化を防ぐコンテンツ配信の最善策とは?そしてコストと性能を両立させるCDNとは?」では、安定したコンテンツ配信の手法として注目されつつある「マルチCDN」の実現に必要なプロバイダーの条件、コスト削減と性能を両立させるCDNなどについて紹介する。
国内の需要が拡大するとともに、配信負荷の増大とコストの削減が急務となっているコンテンツ配信関連企業や、国際市場へ向けた展開を進めるコンテンツ事業者にとって必見のセミナーである。