世界最大の放送・メディア・エンターテインメント業界のイベント『NAB Show』が、米国ネバダ州ラスベガスにあるラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)で開催しました。
Inter BEEでは、NAB Showに来訪した業界の有識者やジャーナリストの方に、日本のプロフェッショナルに向けて、NAB Show 2024の最新トレンドや世界的な業界動向をレポートする報告会を実施しました。
※アーカイブ配信は終了いたしました。
プログラム
日時:5月10日(金)13:00~15:30
場所:オンライン(Zoom Webinars)
MC:一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会 理事 鹿野 清氏
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NAB Show 現地レポート①
- 5月10日 (金)
- 13:00 - 14:00
- IP化に落ち着き.AIで負荷軽減へ
杉沼 浩司 氏
株式会社映像新聞社 論説委員
NAB Show 2024は、会場となるラスベガス・コンベンションセンターの改装工事が進み、会場内移動に手間取る状況でした。それでも6万人を越える来場者は精力的に西、中央、南の各会場を動いていました。
終了いたしました
米国ではIP化は一段落し、相互接続性の公開実験は、今年は行われませんでした。AIの利用は、まずは画像の自動解析(タグ付け、関連性判断など)から始まりました。
現時点では、ストレージと連携したサービスが中心の模様です。「検索時間を減らす」ことへの取り組みが進んでいました。 -
NAB Show 現地レポート②
- 5月 10日 (金)
- 14:30 - 15:30
- 「もはやAIのない制作はあり得ない状況に」元テレビ制作者が見たNABショー2024
塚本 幹夫 氏
株式会社ワイズ・メディア
メディアストラテジスト番組制作サポートとしてのAI。今年のNABショーではIT系の出展のみならず、 従来の放送機器を扱うメジャーなメーカーでもキーとなる展示として扱われるようになった。
終了いたしました
上流から下流まで、全ての制作工程でAI抜きには語れない。
一方ハリウッドの長期ストでも取り上げられた生成AIの弊害に放送業界はどう対応すべきか。
NAB会長も基調講演で対応策の必要性を協調しており、日本でも今後大きな影響を及ぼすと見られる。
展示とセッション、それに専門家へのインタビューなどから業界の明日を紐解く。