Inter BEE 2024 幕張メッセ:11月13日(水)~15日(金)

本年の来場事前登録が完了していないか、ログイン有効期限が切れています。

2024年来場事前登録はこちら 2024年来場事前登録済みの場合はこちら

本年の来場事前登録のアンケート回答が済んでいません。アンケートのご回答をお願いします。

アンケートに回答する
キャプション
プロオーディオ 2019.08.23 UP

【Inter BEE 2019】ワールドクラスのSRスピーカー試聴イベント X-Speakerが開催 過去最多15ブランド18製品のスピーカーを体験!!

IMG

 11月13日(水)から15日(金)までの3日間、幕張メッセで開催されるInter BEEで、今年も大型スピーカーの祭典、INTER BEE EXPERIENCE:X-Speaker(SRスピーカー体験デモ)が実施される。

 SRスピーカーとは、大型のシアターやアリーナ、屋外コンサートなどで使用される中・大型のラインアレイスピーカーから、比較的小規模の空間で利用される小型ラインアレイスピーカーやポイントソーススピーカーの総称だ。

 2014年から毎年開催されているX-Speakerでは、コンサートでも利用されている幕張メッセのイベントホールを丸ごと使用して、名だたるブランドのSRスピーカーをラインアレイはすべてフライング設置の状態で試聴するという催し。フライング設置とは、アリーナなどで実際に設置されているのと同様に、天井からスピーカーを吊り下げた状態だ。

ラインアレイスピーカーは巨大な精密システム

 国内外でもSRスピーカーの視聴イベントがあるが、ラインアレイの場合も床に据置くグランドスタック設置が一般的だ。当然、実際に使用するフライング設置の場合とは音響が変わる。

IMG

 大型ラインアレイスピーカーになると、吊るユニット数が多くなれば1トン以上にもなる巨大な精密システムだけに、十分な設備と技術者がいなければ実施できないのだ。これだけの数の著名ブランドの最新SRスピーカーをフライング設置で試聴できる機会は、世界的にもこのX-Speakerぐらいしかないだろう。

 Inter BEEでの初の開催から6回目になる今年のX-Speakerでは、国内外の著名15ブランド18製品のSRスピーカーが参加する。昨年の15製品からさらに増えており、過去最大の製品数となる。文字通り、ワールドクラスのSRスピーカーの祭典といえるだろう。

体で感じる迫力のサウンドと精緻なシミュレーション

IMG

 実際に、X-Speakerがどのように実施されるのか。毎年、機材のラインアップや参加社からの要望を取り入れながら少しずつ改定が加えられているため、今年はまた新たな変更があるかもしれないが、昨年の例から手順と聞きどころを紹介しよう。
 
 参加するSRスピーカーは、ラインアレイについてはあらかじめイベントホール内のステージを想定したエリアにすべてフライング設置してある。この光景がなかなかの壮観なのだ。SRスピーカーの各ブランド・製品の試聴は、あらかじめ決められたスケジュールに沿って進められる。

 最初に、共通音源の再生を実施し、その後、各ブランド・製品の担当者の解説を交えながら、独自音源を再生する。共通音源では、それぞれのスピーカーの特徴を聞き比べることができ、独自音源は、各スピーカーの特徴を思い切り引き出すパフォーマンスとなる。

 1回のデモはだいたい28分間で、次のスピーカーに交代する。参加数が多いので、1日ではすべてを試聴することはできない。3日間で、それぞれのブランド・製品を2回試聴できる。

IMG

 来場者は、実施中、自由に会場を出入りできる。会場内は、あらかじめリスニングエリアが設定されており、そのエリア内で最適化された音を聞くことができるが、人によっては、試聴時にいろいろと移動しながら、音の違いを聞いている。昨年からは設置されたスピーカーの背後に回れる動線も設けられ、スピーカーの裏側からの見学や、背後の音響がキャンセリングされている状態も確認できる。

 現在のSRスピーカーは、コンピューターのシミュレーションにより、設置した空間に最適な音響を実現することができる。たとえばアリーナの最前列と最後列に対して同じ音量で音を出すことができたり、特定のエリアだけに音を出すということもできるほど、精密な調整が可能になっている。そうしたSRスピーカーならではの機能と、体全体に音圧を感じるほどの迫力あるサウンドを存分に堪能できるのがこのX-Speakerだ。

各社のデモの順番が決定

IMG

 今回、デモに参加するのは、次の13社、15ブランド、18製品となる。8月29日の参加社説明会に抽選で決められたプログラム順に紹介する。デモプログラムや参加製品名については今後逐次紹介していく。

[ポイントソース]
d&b audiotechnik(ディーアンドビー・オーディオテクニック・ジャパン株式会社)
Yamaha(株式会社ヤマハミュージックジャパン)
NEXO(株式会社ヤマハミュージックジャパン)
CODAAUDIO(ヒビノインターサウンド株式会社)

[小型ラインアレイ]
BOSE(ボーズ合同会社)
JBL PROFESSIONAL(ヒビノ株式会社)
ADAMSON(リワイアー株式会社)

[中・大型ラインアレイ]
BOSE(ボーズ合同会社)
EAW(音響特機株式会社)
RCF(音響特機株式会社)
d&b audiotechnik(ディーアンドビー・オーディオテクニック・ジャパン株式会社)
dBTechnologies(ティアック株式会社)
RAMSA(パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社)
L-ACOUSTICS(ベステックオーディオ株式会社)
Turbosound(ビーテック株式会社)
Martin Audio(株式会社マーチンオーディオジャパン)
NEXO(株式会社ヤマハミュージックジャパン)
VUE audiotechnik(日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社)
 
今年もプロオーディオ部門の展示エリアに、INTER BEE EXPERIENCEの一貫としてマイクロフォン、ヘッドホンの試聴体験展示X-Microphone、X-Headphoneのエリアも設けられ、最新機種を試すことができる。ぜひ2日来場して、スピーカーの迫力とともに、マイクロフォン、ヘッドホンの試聴もしてもらいたい。

IMG

【INTER BEE EXPERIENCE : X-Speaker(SRスピーカー体験デモ)実施概要】

IMG

■開催日
2019年11月13日(水)・14日(木)・15日(金)

■開催時間
13日:午前10時00分開場〜午後6時00分閉場
14日:午前10時00分開場〜午後6時00分閉場
15日:午前10時30分開場〜午後4時30分閉場

■会場
幕張メッセ・イベントホール
千葉市美浜区中瀬2-1

■入場
無料(Inter BEE 2019登録制)

■主催
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)

■後援
一般社団法人 日本舞台音響家協会(SSAJ)
日本舞台音響事業協同組合(JASSC)

■メディアパートナー
Sound & Recording Magazine
PROSOUND
Stage Sound Journal
SUND DESIGNER

■運営
一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会(JESA)

◆Inter BEE 2019◆

■会期:2019年11月13日(水)~11月15日(金)〔3日間〕
■展示時間:11月13日(水)・14日(木)10:00-17:30/15日(金)10:00-17:00
■会場:幕張メッセ(展示ホール1~8、イベントホール、国際会議場)千葉市美浜区中瀬2-1
■入場:無料(登録制)
■主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
■後援:総務省、経済産業省(建制順)
NHK、一般社団法人日本民間放送連盟、一般社団法人電波産業会(順不同)
■運営:一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会(JESA)
 

◆事前登録の時期、登録方法◆
 Inter BEEは無料参加できますが、事前登録制です。事前登録は、9月末からInter BEE Online上で実施します。

  1. 記事一覧へ