事前申込制
幕張メッセ・国際会議場2階 国際会議室
基調講演1日英同時通訳付無料
11月18日(水)10:20-12:20
「4K・8Kロードマップ2015 今後の事業展望」
我が国の放送政策の最新動向 |
8K放送の展望と、放送外への展開 |
当社の4K放送取り組みについて ■概要
当社は昨年6月に始まった4K試験放送(Channel4K)から4K放送には深く関り、本年3月には業界に先駆けて2つの4K商用チャンネルを立ち上げた実績がある。そこから見えてきた4K放送の課題や今後の方向性に関して当社の取り組みを紹介する。
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「ひかりTV」における4K IPTVサービス展開について ■概要
当社が提供するIPTVサービス「ひかりTV」では、2014年10月に国内初の商用4Kサービスとして「ひかりTV4K」(VOD)の提供を開始した。また、総務省「4K・8Kロードマップ」に則り、2015年12月に商用4K-IP放送サービスの提供を予定している。本講演では、4K-IP放送も含めた当社IPTVサービスの4K展開について述べる。
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ケーブルテレビの4Kの取り組み ■概要
2012年に1兆円産業となったケーブルテレビ業界。オールジャパンでの4Kへの取り組みの中、ケーブルテレビ業界はどのように4Kに取り組んでいくのか。12月に開始予定の4K実用放送(ケーブル4K)を切り口に今後の展望を語る。
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4K・8Kロードマップ/その先にあるものは何か? ■概要
2014年6月のCSによる4K試験放送の開始で世界のUHDTVサービスのトップランナーとなった日本。放送、VODそれぞれの本格的な4Kサービスも始動し4K番組の制作環境も徐々に整備されてきました。来年(2016年)からBSというより視聴者に身近な放送プラットフォームで4K・8K試験放送が計画される一方で、Netflixなどネット系映像配信の4K化も急速に進んでいます。8K化(more pixels)やHDR・BT.2020広色域対応(better pixels)など、新たな可能性が見えてきた半面、それらに取り組むための課題も浮かび上がってきました。
2015年7月に発表された「4K・8Kロードマップのフォローアップ会合・第2次中間報告」が明確にした道筋、そして明確にしていないまでも今後5年に出現しそうな課題について報告します。
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基調講演2日英同時通訳付無料
11月18日(水)12:40-14:20
民放公式テレビポータル『TVer』サービススタート ■概要
在京民放5社による『TVer』(広告付き無料動画配信サービス)がいよいよ10月にスタートします。本基調講演では、在京民放5社から事業立ち上げに深く携われたキーパーソンをパネリストとしてお迎えし、『TVer』の詳細をご紹介頂くとともに、映像配信の今後について語って頂きます。Huluが日本市場において100万人の会員を集め、この秋からNetflixやAmazonも日本市場での動画配信事業に本格参入しています。今後ますます活況を呈する動画配信市場において、各社の戦略とポジションを伺って参りたいと思います。
モデレータ: パネリスト: 愛宕 康志 氏 高澤 宏昌 氏 蜷川 新治郎 氏 野村 和生 氏 |
特別講演日英同時通訳付無料
11月18日(水)15:00-17:00
マイナンバー時代を迎えたテレビ放送の次世代サービスを考える
飯泉 嘉門 氏 ■概要
光ブロードバンド王国」徳島県のICT施策を紹介するとともに、放送事業者と共同で実証実験を行った、「放送と通信を融合した災害に強い街づくり事業」の成果と今後の展開、発災時における医療情報連携のための個人番号カード活用への期待についてお話しします。
■開催趣旨
①12桁の「マイナンバー」が10月から通知され、来年1月から災害対策等で活用されるという変化を迎える中、次世代に向けた連携サービスに係わる放送業界の課題を考える。
②災害対応時のテレビ放送の役割はもとより、通信連携による新サービスの可能性やビジネスモデルの考え方などの課題、また踏み込んではならない問題などを深める。 ③自治体との連携を強めることで、災害発生時や復旧時などのテレビ放送メディアの果たす役割を考える。 モデレータ: パネリスト: 小笠原 陽一 氏 桑原 知久 氏 若井 真介 氏 吉田 元 氏 塩冶 憲司 氏 畠山 大有 氏 |
招待講演1日英同時通訳付無料
会場:国際会議場1階 103会議室
11月18日(水)13:00-14:30
ブラジルテレビ放送技術協会 特別フォーラム リオ2016:オリンピックの展望 ヴィートル・バイーア・ジニース 氏 ■概要
FIFAコンフェデレーションズカップ(2013年)およびFIFAワールドカップ(2014年)開催の大成功の後、ブラジルは2016年にリオデジャネイロで開催されるオリンピックへ向けて着々と準備を進めています。スポーツイベントの ほか、ブラジルはこの機会に過去の教訓を 生かしそのインフラの整備を進めて います。建設、都市交通網や交通モニタリングなどが現在進行中のいくつかのインフラ整備工事です。
ASO-ブラジルにおけるアナログTV終了 オリンピオ・ジョセ・フランコ 氏 ■概要
ASO – サンパウロ、ブラジリアそしてリオデジャネイロのような大都市から始まり今後3年間でブラジルにおけるアナログTVの放送終了を予定しています。ASOのパイロット都市はブラジリアの隣にあるゴイアス州の都市リオベルデです。リオベルデでは11月29日にアナログ放送が終了します。ブラジルの国土の広さ、多様な人種そして農村部や数千の小都市をデジタル放送でカバーする必要性などを考えるとこのような切り替えには大きな課題があります。このような課題は既に電気通信会社に競売に出されている700MHz帯をクリアし、テレビ電波を将来的なLETサービスによる干渉から保護する緩和措置を計画するためにテレビチャネルの再構成する必要性においてこのような課題はさらに困難となります。
ASO、チャンネルの再構成そして緩和措置の監督を行うためにANATELが議長を務め、電気通信会社や放送業者が参加するGIREDが設立されました。
ラテンアメリカ放送業者:過去と未来 フェルナンド・ビッテンコート 氏 ■概要
FIFAコンフェデレーションズカップ(2013年)と FIFAワールドカップ(2014)の開催に成功したブラジルはリオデジャネイロで開催する2016年オリンピックの準備を進めています。ブラジルでは過去の教訓を生かしてスポーツイベント以外にもこの機会を利用してインフラの改善を図っています。建設作業、アーバンモビリティ、交通監視は進行中のインフラ改善のほんの一部に過ぎません。
放送とブロードバンドにおける技術収斂とインタラクティブなデジタルTVシステムの相互運用性 マルセロ・ズッフォ 氏 ■概要
講演では放送とブロードバンドそしてiTVシステムの相互運用性における技術的収束の課題となるシナリオについて議論します。 EUの第七次フレームワーク計画とブラジルのConselho Nacional de Desenvolvimento Científico e Tecnológico (CNPq)による資金提供を受けるブラジルとEU間の二者間プロジェクトであり、インタラクティブTVとハイブリッドシステム向けの相互運用可能なプラットフォームの開発を目指すGlobal ITVの観点からこのトピックにアプローチする。
*CV Marcelo Knörich Zuffo*
Marcelo Knörich Zuffoはブラジルのサンパウロ大学の常勤教授です。彼は1988年に電気工学の学位を取得し、1993年と1996年にサンパウロ大学ポリテクニックスクールから理学修士と博士号を取得しました。1988年以来彼は総合システム研究所において高性能グラフィック、イメージングそして視覚化に関する複数の産学プロジェクトでコンピュータグラフィックとインタラクティブテクニックの研究(ハードウェアとソフトウェア)を進めています。彼は2001年に初の完全没入型仮想現実システムを開発しました。彼はデジタルTVにおけるブラジルシステムの定義に積極的に参加しています。彼の主な関心領域はヴィジュアルコンピューティング、組み込み及び高性能コンピューティング及びマルチメディアです。彼はIEEE, ACM そしてSBTVD(ブラジルにおけるデジタルTVフォーラム)のメンバーです。
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招待講演2日英同時通訳付無料
11月19日(木)10:20-11:50
最新AzureとWindows10のPremium Video Delivery事情 トニー・エマーソン 氏 畠山 大有 氏 |
招待講演3日英同時通訳付無料
11月19日(木)12:10-13:40
クラウド活用によるメディアワークフローの進化 概要
映像業界でのクラウド利用が活発化しています。
動画配信やテレビ番組連動アプリ等エンドユーザーへの配信のみならず、より上流のレンダリング、エンコーディング、QC、MAM、アーカイブ、ビデオリコメンド等すべてのワークフローがクラウドで稼働できる環境が整ってきました。実際に、日本進出で話題のNetflixやAmazon Instant Video, 英国BBC iPlayer、米国メジャーリーグ(MLB)等のお客様はクラウドをフル活用し、付加価値の高いコンテンツビジネスを展開されています。
本セッションでは、メディア業界におけるトレンドやメディアワークフローへのクラウド活用方法、先進的なお客様事例、AWSパートナーソリューションをご紹介いたします。
バービック・ビアス 氏 ウスマン・シャキール 氏 北迫 清訓 氏 |
招待講演4日英同時通訳付無料
11月20日(金)10:30-11:20
アメリカ大使館商務部 特別フォーラム 挨拶
エリック・キッシュ 氏アメリカ大使館 商務部 上席商務官 Youtube活用による、コンテンツ制作と流通拡大の可能性
デービッド・マクドナルド 氏グーグル株式会社 YouTube Spacesアジア太平洋統括部長 ウエアラブルデバイスで変わる放送のカタチ
藤井 慶一郎 氏Vuzix Corporation 東京支店長 |
招待講演5日英同時通訳付無料
11月20日(金)11:40-12:30
放送とメディアの市場及び技術トレンド ピーター・ブルース 氏 |
招待講演6日英同時通訳付無料
11月20日(金)12:50-13:40
次世代テレビ音声を生み出す: ATSC 3.0の音声 スキップ・ピーズィ 氏 概要
高度テレビジョンシステム委員会 (ATSC) は“ATSC 3.0”と呼ばれる次世代規格の完成に近づいています。その150近くあるシステム要件の多くでは現在のデジタルテレビ放送システム上での音声の質的そして量的向上の両方に対応する高度な音声機能を指定しています。
このシステムでは品質的には複数の音声チャネルとオブジェクトの提示を通じた没入性の高い(3次元)音声をサポートしています。TV音声のパーソナライゼーションを通じてユーザは今までにないレベルで好みの音声設定のコントロールを行うことができます。
量的には最新の知覚符号化を通じて高い効率性と堅牢性を実現しています。また、受信機地点で個別の音声要素からプレゼンテーションを組み立てることで特定の番組の複数のバージョンを放送する場合に重複した音声要素を送信する必要がなくなります。
ビデオディスクリプションサービス、ダイアログエンハンスメント及び多言語サポート機能を含めたアクセス性も強調します。最後にこのシステムではハイブリッド音声アセンブリをサポートすることでテレビ放送もしくはインターネットで放送される音声要素を受信機によって組み合わせ完璧な同調性を実現できます。
本プレゼンテーションではATSC 3.0音声システムの仕組み、一部の提案される用途そして本システムの選定及び標準化の根拠となった試験及び評価プロセスについて説明します。
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映像シンポジウム資料ダウンロード日英同時通訳付無料
11月19日(木)14:00-17:00
新たなコンテンツ制作の潮流 為ヶ谷 秀一 氏 國重 静司 氏 |
●プレゼンター
「NICTにおけるソーシャルビッグデータ研究と可視化の例」
細川 瑞彦 氏 ■概要
NICTでは、昨年度よりソーシャルICT推進研究センターを設立し、また同センター関連の委託研究を推進するなど、ソーシャルビッグデータの分析と利活用に関する研究開発を進めている。自ら推進している研究では、NICTの得意とする無線通信技術やリモートセンシング技術を積極的に活用しており、これらから得られるデータの可視化も重要課題である。本講演では、これら現在のNICTで取り組んでいるソーシャルビッグデータ関連研究の概要と、データ可視化の例を紹介する。
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「データを紡いで社会につなぐ」
渡邉 英徳 氏 ■概要
太平洋戦争から70年が経ちました。戦争体験者は徐々に減少し、記憶の継承が課題となっています。また、近年では豪雨・地震・津波などの災害が多発しています。こうした災害の記憶も、時間の経過とともに薄れていきます。私たちは過去の戦災・災害の記憶を、どのようにして社会のなかに組み込み、未来の社会に活かしていべきでしょうか。本講演では多数の事例をもとに、戦災・災害の記憶にまつわる「データ」と、「社会」の関わりについて解説します。
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「放送番組におけるビッグデータ活用の現状と更なる進化の可能性」
阿部 博史 氏 ■概要
正確かつスピーディーに広域情報を収集・整理・分析・可視化して伝える。NHKが進めるデータジャーナリズムでは、自然災害による緊急報道だけでなく、経済、政治、感染症、歴史、SNSなど様々なジャンルを扱い展開している。NHKスペシャル「震災ビッグデータ」「沖縄戦全記録」「鬼怒川氾濫」など様々な事例を通じてビッグデータの報道活用の可能性をお伝えする。
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「データ視覚化システムの開発と課題」
鈴木 聡 氏 ■概要
気象データの可視化とビッグデータのマッシュアップによる新たな表現への挑戦。NHKスペシャル「震災ビッグデータ」で開発を始めたビッグデータをリアルタイムに表示するシステム「NHK デジタルアース」を利用し、災害時に発生し得るリスクを最小限に抑えるため、より大量のデータをより速く、より分かりやすく表現することを目指している。昨年より、リアルタイムに取得した気象データとビッグデータをマッシュアップする実証実験を開始し、防災・減災につながる新たな表現を検証中である。本講演では、この取り組みついて紹介する。
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音響シンポジウム資料ダウンロード日英同時通訳付無料
11月20日(金)14:00-17:20
700M帯ワイヤレス移行の現状と今後 沢口 真生 氏 亀川 徹 氏 |
●プレゼンター 「700MHz帯における周波数再編について」 ■概要
総務省は、700/900MHz帯において携帯電話用周波数を確保するため、携帯電話事業者が既存無線局を順次移行させながら基地局を整備し、順次サービスを開始するという新しいスキームを用いた周波数移行に取り組んでいる。
講演では、700MHz帯を使用するラジオマイク等の移行対象システムの移行状況、携帯電話事業者による移行促進の取組状況、総務省の取組として、周波数再編アクションプラン、特定基地局の開設計画の認定制度、終了促進措置等を紹介する。
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「周波数再編に伴う特定ラジオマイクの運用について」 ■概要
特定ラジオマイクは、A型ラジオマイク(A型ワイヤレスマイク)とも呼ばれ、陸上移動局の無線局免許を要し、放送や舞台・コンサートホール、イベントなどで使用されており、高い品質での音声伝送を可能としている。
700MHz帯の周波数再編に伴う特定ラジオマイクの周波数移行に関する検討の経緯と新周波数帯での運用について報告する。
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「特定ラジオマイクの周波数移行後に求められること」 ■概要
平成27年度末(2016年3月末)にピークを迎える現行700MHz帯からの周波数移行後に於ける特定ラジオマイクについて考える。
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「アメリカ合衆国における無線マイクロフォンスペクトル政策の変化」 ■概要
数十年にわたってアメリカ合衆国における無線マイクロフォンに対応してきたUHFテレビジョンスペクトルに過去数年で変革が生じています。地上波テレビの視聴率が低下し、世界の規制当局はUHFスペクトルをモバイルブロードバンドサービスのようなその他の用途に転用しています。この移行は無線技術の導入を進めているプロのオーディオコミュニティにも影響を与えています。2010年には連邦通信委員会 (FCC) はアメリカ合衆国におけるDTVへの移行後に698-806 (700 MHz) 帯をモバイルブロードバンドやその他のサービスに転用し、同委員会では2016年に別のUHFスペクトルのオークションを予定しています。その結果、無線マイクロフォン用のTVスペクトルバンドのさらなる減少が発生し、UHF帯のルール変更や無線マイクロフォン用に他の新しい周波数帯を提供するための提案が行われています。FCCの無線マイクロフォン運用のための免許取得及び干渉からの保護を確保するための資格規則も最近になって見直されています。Shureの政府との折衝担当者であるMark Brunnerがアメリカにおける スペクトル政策に関する最近の歴史と今後行われるオークションの概要を説明し、移行中及び移行後の無線マイクロフォンの運用や既存の運用者とスペクトルの共有を可能とする新しい技術について詳細に説明します。
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「制作現場におけるPMSE(ワイヤレスマイク) 安全運用のための長期的な周波数割り当て |