AI時代のテレビ 放送局が情報・コンテンツを「届ける」ために何が必要か?
コネクテッドテレビ時代、放送(チャンネル)と配信(アプリ)は、テレビの前の人々の視聴を獲得するため熾烈な競争を続けてきた。しかし、こうした競争も過去のものとなる日が来るかもしれない。AI機能を搭載したテレビ時代の到来である。
チャンネルやアプリといった“パッケージ”は解体され、番組・情報といった“個別コンテンツ”単位となり、それがユーザーデータの分析や様々な文脈のもとで再構成されて視聴者・ユーザーに届けられていく姿が現実味を帯びてきた。お茶の間の団らんを支えてきたテレビが、AIが媒介する新たなコミュニケーション端末に進化するという期待もある一方で、ブラックボックス化したアルゴリズムによって、暮らしや認識が支配されるというおそれもある。
こうした中、放送局が取材した情報、制作したコンテンツを届けるには何が必要なのだろうか。放送規格、放送通信連携サービス、放送政策の観点から俯瞰して議論していきたい。
パネリスト
藤井 亜里砂 氏
日本放送協会
放送技術研究所 ネットサービス基盤研究部 研究主幹
林 秀弥 氏
名古屋大学
大学院法学研究科・教授
伊藤 正史 氏
株式会社フジテレビジョン
テックアートデザイン局 統括エンジニア
モデレーター
村上 圭子 氏
メディア研究者(東京財団・上席フェロー)
