昨年のInter BEEではオンライン開催と並行したリアル開催で、幕張の5ホールを使用しました。今年は６ホールの使用で、出展者数や小間数は昨年から25%増えています。コロナ前の規模にほとんど戻ったといえるでしょう。好評だったヘッドフォン・マイクロフォンの試聴体験も4年ぶりに復活します。幕張メッセをフルに使って100を超えるコンフェレンスを実施し、皆様の来場をお待ちします。また海外出展者も増加し、グローバルな色合いは以前にも増して高まりそうです。

今年、新基軸として2つの企画がスタートします。まず、今年も同時開催するINTER BEE IGNITION & DC EXPOに「スタートアップエリア」を開設。メディア・エンターテインメント産業の新領域に挑戦するベンチャー企業が出展します。さらに、INTER BEE CREATIVEには動画マーケティングラウンジが登場。ネット上で拡大する企業の動画マーケティングを請け負うプロダクションや関連企業が出展し、広告主や代理店の方々にアピールします。いずれも、業界の広がりに対応した新企画。ご注目ください。

時代に合わせて進化してきたInter BEE。特別企画のひとつとして放送業界をリードしてきたINTER BEE CONNECTEDが今年はBORDERLESSに名称を変更しました。もはやメディアに境界はない。その精神を反映させたネーミングです。さらに部門名にも変更があります。これまでの映像表現/プロライティング部門はエンターテインメント/ライティング部門に、ICT/クロスメディア部門はメディア・ソリューション部門に。それぞれ名称が変わることで、進展する業界各分野の動向に対応します。日々進化するメディア・エンターテインメント産業の拡大を見据えて、Inter BEEは常にバージョンアップしていきます。