昨年のInter BEE 2019は幕張メッセの1~8ホール全館を使用し、1,158社が出展し３日間で40,375名が来場した。2020年はさらに多くの来場者が集まり、有意義な交流とビジネス創出の場となるはずだ。出展者も昨年にも増して多く集まれば、映像・音響業界のさらなる発展につながるはずだ。ぜひ多くの出展者に参加していただきたい。

放送技術をベースに発展してきたInter BEEは、もはや扱う領域は放送だけでなく、技術だけでもない。これまでの３カ年で「コンテンツ」を中核に「つくる＝制作」「送る＝伝送」「受ける＝体験」を網羅するメディア総合イベントに進化してきた。2020年代が始まった今年は、5GをはじめICT・クラウドなどのネットワーク関連、大型映像や音響、照明分野など活況の続くライブエンターテインメント関連や施設関連など、拡張を続ける多方面のメディア関連産業を積極的にカバーしていくという。あらゆる領域の人びとが一堂に会する催しだからこそ、あなたにもきっと素晴らしい出会いがあるはずだ。

Inter BEE 2020では、今後日本のコンテンツ制作者の中核になるであろうネットを舞台にした新世代のクリエイターのための情報発信や交流の場づくりを行い、新たなコンテンツづくりを支援していく。また今年もデジタルコンテンツEXPOを同時開催。最新のコンテンツ技術も展示することで、次世代クリエイターたちの来場を促しInter BEE全体への刺激にもなる。2020年代を迎えて、Inter BEEはますますバージョンアップし、世代を超えた出会いを出展者に提供するだろう。

Inter BEEは総務省と経済産業省のほか、日本放送協会（NHK）、日本民間放送連盟、電波産業会、放送サービス高度化推進協会、デジタルコンテンツ協会の後援を受けている。さらに協力団体として、映像や音響、放送通信に関わるあらゆる業界団体が名を連ねている。まさにオフィシャルな展示会と呼べる催しとして56年目を迎え、例年にも増して盛況となりそうだ。