【Hollywood Report】Cine Gear Expo 2024がLAにて開催される
鍋 潤太郎/ Inter BEEニュースセンター
〇はじめに
6月7~9日の3日間に渡って、Cine Gear Expo 2024がLAにて開催された。Cine Gear Expoは今回のLA、10月開催予定のアトランタ、そして来年3月開催予定のNYと、複数の地域で開催される予定だそうで、まずはそれに先駆けてのLA開催となった。
今回の会場はハリウッドのワーナー・ブラザース・スタジオ。オープン・セットや撮影ステージの一部を開放して行われたが、会期中は晴天に恵まれた事もあって、参加者達はカリフォルニアの青空の下でのCine Gear Expoを楽しんだ。
〇Cine Gear Expoとは
Cine Gear Expoは、映画撮影業界のコンベンションである。撮影機材や照明機材の展示あり、マスタークラスあり、フィルム・コンペティションあり、と様々なイベントが3日間に渡って開催された。
過去にはパラマウント・スタジオのロットや、ダウンタウンLAのコンベンションセンターで開催された事もあったが、今回は前述のようにワーナー・ブラザース・スタジオが会場に選ばれた。やはり本物の映画スタジオにおけるCine Gear Expo開催はテンションが上がり、参加者も出展者も含め、場内にいる人は全員が大変楽しそうな表情をしていたのが印象的でもあった。
〇Exhibitsフォトレポート
Cine Gear Expの中で大勢の参加者が足を運ぶのが、撮影機材や照明機材、そしてポスプロ関連ツールなどを展示するExhibitsであろう。ここには、撮影機材に加え、カチンコやスモークマシンからバーチャル・プロダクションまで、業界最先端のさまざまな展示を見る事が出来る。日本企業の出展も多く、会場のあちらこちらで日本語が聞こえてきた。
それでは、その模様をフォトレポートの形でお届けしよう。
ちなみに、筆者はVFX専門のジャーナリストであるが故に、着目点および視点がどうしてもVFX系に偏りがちとなっているが、そちらをどうかご容赦の上、御覧頂ければと思う。
….以上、駆け足でご紹介したCine Gear Expo LA 2024のフォトレポートであるが、少しでも会場の熱気や楽しさが、皆様にお伝え出来れば幸いである。