映像制作/放送関連機材
2019.09.05 UP
【NEWS】富士フイルム 従来比2倍の最大記録容量30TBを実現したLTOを発売 データ転送速度 750MB/秒を実現
富士フイルムは9月2日、大容量データのバックアップやアーカイブ用磁気テープストレージメディアの規格「LTO Ultrium」の第8世代に対応した「FUJIFILM LTO Ultrium8データカートリッジ」(以下、LTO8)を発売した。
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富士フイルムは9月2日、大容量データのバックアップやアーカイブ用磁気テープストレージメディアの規格「LTO Ultrium」の第8世代に対応した「FUJIFILM LTO Ultrium8データカートリッジ」(以下、LTO8)を発売した。
磁気特性・長期保存性の高い微粒子「バリウムフェライト(BaFe)磁性体」を採用。最大記録容量30TB(非圧縮時12TB)を実現している。従来品のLTO7対応のデータカートリッジの2倍の容量になる。また、データ転送速度も向上させ、最大750MB/秒(非圧縮時360MB/秒)を実現している。大容量データを低コストで安全に長期保管することができる。ちなみに、磁気テープは50年以上安定してデータを保存できることが確認されている。
BaFe磁性体を用いた磁気テープは、富士フイルムが2011年に初めて実用化し、2012年にLTO6のカートリッジを発売している。今回は、さらに独自技術を進化させ、より微粒子化したBaFe磁性体を均一に分散・塗布することで、容量、データ転送スピードを向上させている。
富士フイルムは、11月13日(水)から15日(金)まで、幕張メッセで開催するInter BEE 2019( 映像制作/放送関連機材部門 / ホール5 / 小間番号5306) に出展します。