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映像制作/放送関連機材 2021.12.23 UP

【NEWS】アストロデザイン 中継車「オフグリッド スタジオ ATOM’S」にBLACKMAGICワークフローを採用

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Blackmagic Designは12月22日、アストロデザイン株式会社(以下、アストロデザイン)が企画、開発した中継車「オフグリッドスタジオATOM’S」にBlackmagic Pocket Cinema Camera 6KやATEM Television Studio 4Kなど、数多くのBlackmagic製品が採用されたと発表した。

オフグリッドスタジオATOM’S(以下ATOM’S)は、収録、編集、配信全てのワークフローが車内に備わっている中継車。トヨタのランドクルーザーをベースに作られている。SUPER GTのレースにおいて、ライブ配信で使用しているという。

■撮影、編集から配信にも対応

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ATOM’Sは株式会社トムス(以下、トムス)と共同で企画、開発した受注生産用の中継車。トヨタのランドクルーザーにビデオ機器を設置し、映像撮影、編集、配信などが可能。発電機も搭載しているので外部電源も必要なく、LTEの電波で配信が可能。

ATOM’Sには、2台のBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kが無線で映像信号を送れるように装備されている。このほか、ATEM Television Studio Pro 4Kスイッチャー、Web Presenter、配信ステータスを確認するSmartView Duo、波形モニタリング用SmartScope Duo、ルーティング用Smart Videohub 20×20が導入されている。映像、音声のデエンベデッドにはTeranex Mini SDI to Audio 12Gが、収録用には、HyperDeck Studio Miniが2台設置されている。

■製作コストを抑え、システムの安定性を考慮しBlacmagic製品を多数導入

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アストロデザイン 事業本部室、事業担当部長の兒玉隆志氏は「一人、または少人数で出かけてすぐに配信できるような、コンパクトな中継車を作ろうという企画で、ATOM’Sが誕生しました。ATOM’Sは普通免許で運転でき、少人数で運用できるため、様々な場面で利用できると考えています」話す。

「Blackmagic Designの製品は、価格が抑えられているので、中継車の製作コストを抑えられます。また同じメーカーの製品で揃えた方がシステムの安定性も増すことも考慮してBlackmagic製品を多数導入しました。さらに、お客様の希望で機材をカスタマイズすることもできますが、そういった場合でも幅広い製品ラインナップを持つBlackmagic製品は対応がしやすいと考えました」(兒玉氏)

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