Special
2023.11.09 UP
メッセージを伝えることが、コンテンツを作る人には大事だと思う〜ウクライナの映画監督招聘について結城崇史氏に聞く〜
今年のInter BEEでは、1本の映画を丸々上映する企画があるのはご存じだろうか。ウクライナ映画「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)」の上映会が、16日17時から国際会議場2Fの国際会議室で行われるのだ。第二次大戦中に運命に翻弄されたウクライナ人の家族の物語を、オレシア・モルグレッツ=イサイェンコ監督が描いた作品だ。さらにイサイェンコ監督が来日し、17日14時30分からのINTER BEE CREATIVE基調講演をはじめ数回にわたって話を聞くセッションも開催される。
これまでもInter BEEにクリエイターが海外から招かれることはあったが、今回の上映と講演はこれまでと色合いが違うように思える。一般の映画館でもウクライナ映画がかかることは少ないが、それが1本丸ごと上映されるのもあまりなかった。そこに込めた意志を、仕掛け人でNTER BEE CREATIVEのディレクター、結城崇史氏に聞いた。
(コピーライター/メディアコンサルタント 境治)